4/船の中でくつろぎ、娘とお風呂に入ることについて考察する…を公開です/新作小説『生き別れた娘が誰に転生してるか分からない』

相羽です。

 先日より、「カクヨム」さんでWEB連載をスタートさせて頂いている

 新作小説『生き別れた娘が誰に転生してるか分からない』

 本日(19日)は、

4/船の中でくつろぎ、娘とお風呂に入ることについて考察する

 を新たに更新しております。

 お風呂に入るエピソードwです。

 前回更新分の、「3/」で第一話相当部分が一区切り、今回の「4/」は第二話相当に向かう繋ぎのエピソードと

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異世界の名のもとに!! ♯8

「ヤベーよ、こいつぁヤベーよ!」

 語彙力のない言葉が聞こえる。

まぁボクが喋ったんだけどね。

 ……ところで、ボクがこんなに驚いているのは他でもない、このギルドの建物!

お城のようにも見える、きらびやかな装飾の数々。

因みにこのギルドの建物、酒場はないとか。そもそも受付しかない、らしい。

と、まぁ 感想などはこの辺にして入ろうか。

「おー、これはすごい!」

「お兄様どうなされまし

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異世界の名のもとに!! ♯7

「あの、早くそこを退いてくれます?」

 美鈴はいきなりそう言った。

どうしたのだろうと、美鈴の向いている方向を見ると、その少女が寝起きの眼で美鈴の方を向いた。

「どうしてですか?」

「どうして、じゃないです。あなたがお兄ちゃんの傍に居るのがおかしいんですぅ!」

 ありゃぁ。こりゃまた面倒な事になりそうだ。

「私、お兄様のお供をする事にしましたので、傍にいないといけません」

「どうして

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異世界の名のもとに!! ♯6

「……壱曁様」

 え、様付けって…。

「様なんて付けなくて良いよ」

「では、お兄様……と///」

 おい待て、それはおかしい。どうしてそうなったんだ。

そうこうしていると美鈴がこっちまで来て言った。

「私を差し置いて。何言っちゃってるんですか!?」

「何か問題でも?」

 美鈴は何を怒こっているんだ? よくわからない。

「ありますよ!」

「妹でもないあなたがお兄ちゃんをお兄様なん

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異世界の名のもとに!! ♯5

宿屋。それは旅をする者には必ずしもついてくる休息する為の場所。

 と、まあそんな事はおいておくとしてだなぁ。

「おい、これ宿屋かよ…」

「その筈ですけど」

「いや待て、すごくボロいのだが…」

 ボクと美鈴が見たそれは、いつ崩れてもおかしくない程朽ちてきている二階建ての宿屋だった。

ただ他の家々は普通だったのだ。

「なんで、ここだけボロいのか、皆目見当もつきません。はい。」

「まあ、

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異世界転生ブームが引き起こした車輪の再発明

異世界転生は「小説家になろう」を中心としてWeb小説界隈で大いに流行った。流行りすぎるくらいに流行ったし、今も人気は続いている。当の「小説家になろう」では異世界転生/転移がランキングとして独立するまでになった。

今では異世界ファンタジーといえば現代日本からの転生/転移がもはやスタンダードであると言っても良いだろう。

そして生まれたのが「現地主人公」なる摩訶不思議な言葉である。
現代日本からの転

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3/王様が不調そうだったので、マッサージしてみる…を公開です/新作小説『生き別れた娘が誰に転生してるか分からない』

相羽です。

 先日より、「カクヨム」さんでWEB連載をスタートさせて頂いている

 新作小説『生き別れた娘が誰に転生してるか分からない』

 本日(12日)は、

 3/王様が不調そうだったので、マッサージしてみる

 を新たに更新しております。

 マッサージするエピソードwです。

 本日更新分の、「3/」で第一話相当部分が一区切りとなっておりますのでこのタイミングで是非~。

 作品全体と

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これが僕の異世界転生【7】

◁最初から読む。

◁前話「ファンタジーの世界」

【終わりにして始まっている世界】

 突然、ビクッ、と隣の学生が動いた拍子に僕も目を覚ました。缶コーヒーを持ったままウトウトしてしまっていたのだ。手の中で缶は横倒しになり、慌てて持ち直したがもう遅かった。胸から腹まで白いシャツが赤茶色に汚れる。山奥での長い不摂生な隠遁生活――いや、それは前世だった――で、すっかり太ってしまった胸と腹に服が張り付く

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これが僕の異世界転生【6】

◁最初から読む。

◁前話「宇宙の果ての世界」

【ファンタジーの世界】

 僕はゆっくりと覚醒した。奇跡的に救助されたのだろうか――いや、それは前世の記憶だ。前世の僕はあのままポッドの中で眠りながら死んだのだろう。

 木の壁、木の天井、四角く切り取られた窓の向こうは青空。吹き込んでくるそよ風には色々なニオイが混ざっている。土、草、水、日光、そして排泄物。イオン臭しかしない宇宙船の中の空気ではな

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これが僕の異世界転生【5】

◁最初から読む。

◁前話「青春の世界」

【宇宙の果ての世界】

 「ぎぃやぁぁぁっ!」という凄まじい悲鳴がヘルメットの中に反響して、僕は自分の声にも関わらずびっくりした。全身がバラバラにされたような痛みは――痛みは、無い。
 それもそのはず、今のは夢だ。前世の。

 今までで一番良い人生だったように思う。それをあんな風に終わらせてしまうなんて。
 その結果、今までの異世界転生で一番最悪の状況に

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