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Elon Musk氏によるTwitter5つの変化

Elon Musk氏が、半年ほど前にTwitterを買収してから、チームを再編成するためにTwitterの従業員の3分の2以上を解雇しました。

先日は、ロゴを柴犬(Dogecoin)に変えたり、TruthGPTの開発を発表したりと、世間を騒がしています。

そんな話題に事欠かないElon Musk氏ですが、先日、ビジネスパートナーと話しているときに、彼がTwitterに対して行ったあれこれについて話題になりましたので、今回は、Elon Musk氏がTwitter社を買収してから起きた、5つの変化について説明させていただきますね。

1Visual identity signals導入


以前の青い認証システムを削除して、ユーザーは、運営するアカウントの種類に応じて、ブルー、ゴールド、グレイのバッジを取得できるようになりました。

  • グレイ:政府関連のアカウント

  • ゴールド:ブランドや企業

  • ブルー(Twitter Blue):個人アカウント

Twitter Blueは有料(1ヶ月$8, 1年$84)のサブスクリプションサービスで、ユーザーは自分のアカウントに青い認証バッジを得ることができるようになります。

広告表示が少なくなったり、長いツイートや動画をポストできるなどの利点があります。詳細はこちらから

2キュレーション変更


タイムラインに表示されるツイートを以下の二つから選べるようになりました。

  • フォローしている人の最新のツイート

  • Twitterがおすすめするツイート

iPhoneで利用している場合は、上部に「for you」と「following」の2つの列が表示されます。 Androidの場合は、画面右上にある星のアイコンを押す必要があります。

以前のキュレーション(情報探索)オプションは、デフォルトでTwitterのキュレーションによる「for you」フィードに戻ってしまうことに気付かなかったことが多く混乱がありました。

3物議を醸したアカウントの復活


前政権下でTwitterのルール違反を理由にBANされた著名なアカウントから着手しました。

反ユダヤ主義的な投稿をシェアして禁止されたラッパーのKanye West氏、人身売買の容疑でルーマニアに拘束されているインフルエンサーのAndrew Tate氏、2021年1月のキャピタルヒル暴動を煽った(?)としてツイートが非難されたDonald Trump元アメリカ大統領などです。(違反コンテンツを取り締まるチームは、違反コードにさえ触れてないという話もありますね💦)

また、ユーザーが他の人の位置情報を共有できないように、Doxing行為はTwitterから削除されています。

また、Musk氏は、他のユーザーのライブロケーションを共有したアカウントは、ツイートを削除されると述べています。

4Twitterの代替閲覧方法をブロック


TwitterがAPIへのアクセスを停止しているようです。例えば、Twitterのアプリやウェブサイトではなく、SNSマネージャーを使ってポストしている場合、Twitterが現在そのアプリと連携していないことに気づいた方もいると思います。

Tweetbotや、Fenix、Twitterificなどが影響を受けるアプリのようです。

5言論の自由に挑戦中


Musk氏は、「Twitterは憲法修正第1条に従うべきで、法律をはるかに超えた検閲には反対だ」と述べています。

また、多くのコメンテーターは、「民間企業であるTwitterは、連邦政府と州政府にのみ適用される憲法修正第1条に従う必要はない」とも指摘しています。

Twitterは現在、「他者への危害を扇動することを主目的」とするアカウントを禁じていますし、今後も差し迫った脅迫、標的型嫌がらせ、中傷、その他憲法修正第1条の厳格な基準の下で違法と定義できる言論を禁止し削除する可能性があります

まとめ


Elon Musk氏が、Twitter買収直後には、以下のトップ8人の解任を行い、また、上場廃止で非公開会社となりました。

Parag Agrawal氏(CEO)、Ned Segal(CFO)、Sean Edgett(GC)、Vijaya Gadde(LC)、Sarah Personette(CCO)、Dalana Brand(CPDO)、Leslie Berland(CMO)、Jay Sullivan(GMCRP)

個人的には、以前のTwitterのキュレーションは、情報操作をされているような感じがあり、不満点の一つでしたので、明朗になった今は嬉しい限りです。

Twitterは今も変化し続けていて、Elon Musk氏のTwitterに対する最終目標はまだ未知な状況ですが、ユーザーにとって誠実なプラットフォームに変化してくれることを心より望みます。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
今回のポストが皆様のお役に立てたなら、何よりも嬉しい限りです。

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