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3歳の孫が言ったこと

私には3人の孫(女の子)がいて、
2番目の孫(3歳)が、ある時、「お猿さんに似てるね」と言われていました。

二人で遊んでいる時に、
「お猿さんに似てるね。って言われるのって、どんな気持ち?」と孫に尋ねると、少し間をおいて「悲しい気持ち」と返答がありました。
私は、「お猿さんに似てるって言わないで。って言わないの?」と聞くと、孫は、「言わない」と答えました。

なぜ、言わないのか尋ねようとした時、他の孫に呼ばれたので、その話は途中で終わってしまいました。
孫のことが気になった私は、孫の両親にそのやり取りを伝えました。
お嫁さん(孫のママ)が孫に対し、なぜ悲しい気持ちになるのかを尋ねると「私は〇〇(名前)だから」と答えたそうです。

生まれてまだ3年しか経っていないのに、
「自分」という存在をきちんと分かっているんですね。

似ているものが、「お猿」だったから悲しい気持ちになったのではなく、
「自分」という唯一無二の存在なのに、他と一緒にされたことが悲しい気持ちになったのかな。と私はアレコレ考えました。

また、「お猿に似ているね」と言われている時の孫の様子を思い出した時、何も反応していないことに気が付きました。

・悲しい気持ちをグッとこらえていたのかな?
・何となく感じるネガティブな気持ちを、ただただ感じていたのかな?

これもまた、アレコレ考えてしまいました。

純粋で
真っすぐで
正直な反応をする孫を見ていると、人としてのいろんな発見があります。

「あ~、自分の子育ての時にも発見したかったなぁ。」と思うのですが、当時はそんな余裕なんてありませんでした。

子育て は 親育て といいます。
ならば、孫育て は 人育て?

う~ん、うまく表現できないですが、
週に1度、遊びに来てくれる孫との時間を、これからも大切に過ごしていきたいと強く強く思いました。

あなたは、「自分」を大切にされていますか?
 





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