【後世に残したい児童文学】『飛ぶ教室』
ケストナーの作品。
少し難しい部分があるので小学校、中・高学年向けかしら?
まずタイトル。
『飛ぶ教室』
いまの子どもは『カールじいさんの空飛ぶ家』をインスパイヤされてしまうかも。
なかなか考えさせられる構成。
ケストナー家の話から始まる。
小説なの?
本当に存在する少年たちの話?
と引き込まれる。
メッセージ性が素晴らしい。
へこたれるな!打たれ強くあれ!
そうだよなぁ。
ケンカ、意気地なし、貧困…
ケストナーが書くと悲惨な状況にもちょっぴりのユーモアが感じられるのが不思議。
→勇気、仲間、愛情
に変換される。
特にマルティンと両親のエピソード。
お金って大好きな人を笑顔にするために使うのがいちばん幸せ。
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