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2019年 振り返り、 「掛け算の反省」

どーも、おっちーです。

2019年も終わりを迎えようとしています。
改めて、noteのプラットフォーム、そしてnoteを通して関わった皆さんに御礼を申し上げます。

そして来る2020年もよろしくお願いします。

さて、今年一年を振り返ると、我ながらも「多くの事に手を出してきた」というのが率直な感想です。
そしてその中でnoteをはじめとしたSNSのプロフィールに良く使われる「掛け算」のやり過ぎを多く反省する一年でした。
少しづつ振り返りましょう。

・建築に関する動画投稿

これは昨年から開始し、一年以上の継続してきました。
色々模索してきた昨年と比較し、今年は「建築にまつわる事件」だったり、
「ゲームの世界を建築で解説」など多くの人に支持いただけるテーマを投稿できました。
来年は動画チャンネルを一新し、よりわかりやすく、楽しいテーマの動画を提供していきたいと思います。


・建設サイト「施工の神様」でのコラム執筆


今年から建設業の求人メディア「施工の神様」にて不定期ですがコラムを書かせていただきました。元々文章を書き、アウトプットする習慣が無いため、
非常に拙い文章ではありましたが、業界の事を特殊なテーマで切り込み、文章を書かせて頂きました。

・noteでの新テーマ「漫画から建築を考える」を執筆

このnoteというプラットフォームで「何を書くか?」というのも一つのテーマでした。
というのも先に紹介したコラムで文章を書き、おかねも頂けるので「そもそも意味が無い」ものなってきたからです。

そこで、批評というより随筆、エッセイ、感想よりの、それでも建築に関わる分野の文章を書こうということで、「漫画から建築を読み解く」文章を書き始めました。

・宇野常寛主宰の「PLANETS CLUB」にて建築関連イベントの実施


評論家宇野常寛主宰の「PLANETS CLUB」に所属し、その中で建築にまつわるイベントを主催、実施しました。

・銀座にある「中銀カプセルタワービル」の見学ツアーと合わせて、銀座の街並みを解説する街歩き、

・新国立競技場、代々木体育館との間を街歩きする「東京オリンピックいま・むかし」というものも実施しました。

どちらも実際に歩き、目に留まったものを建築に関わる者の視点で話し、気付きや学びを与えるイベントとなりました。
以下は参加した皆様の感想noteです。

・掛け算をしすぎた一年

さて、上記のように色々な事を実施した一年でしたが、反省もあります。
それは「掛け算をしすぎてしまい、実際に出てくるものが小さくなってしまった」事です。

SNSのプロフィールの中で「〇〇×〇〇」という領域の掛け算を記載しているアカウントが多く見かけます。
これは一つの枠組みに捉われない、多角的、多面的に行動していることをアピールしているのだと思います。
私の場合、今年一年を振り返るとプロフィールは

建築×2Dtuber×ライター×イベントプランナー

になると思います。これらはすべて誇張の無い事実ですが、
書いていて自分でも何がなんだか良くわかりません。

領域の掛け算は足し算とは違う、大きな発展が期待できる計算式です。
しかし、掛け算には最も基本的な落とし穴があります。それは

領域に対して半人前(1以下)だと掛け算すればするほど、小さくなる

ということです。これは少数の掛け算の基本ですね。

色々挑戦させていただいた一年ですが、結局どれもこれも中途半端になってしまったのでは無いか?
やりたいが優先し、結局それぞれの行った事象の総括、反芻は一年があと半日で終わる今でもできていません。

これは自分だけでなく、人の時間も無駄にしてしまった。
とても反省すべきことだと思います。



・掛け算は別にカッコよく無い、むしろダサい

これが今年の私の気づきです。掛け算のしすぎは中途半端です。本当に何がしたいか見えなくなります。そしてダサい。

ぱっと見て「色々やってる!」という印象を与え、突発的にフォロワーは増えるかもしれません。けど増えるだけです。「自分に何ももたらしません」

それって「名前負け」なんですよね。
おそらく今後は突発的なインフルエンスでは無く、本質が重要視される時代になります。フォロワーは金払えば増えます。プラットフォームの中の人がちょっと操作すれば「身の丈に合わない」インフルエンサーが誕生します。
そんな中でフォロワー増やすために掛け算プロフィールするのは自滅行為、
自分によく無いというのが今年の一番の学びでした、

信じるか否かは任せます。けどこれが私の気づきです。

・来年に向けて

では以上の反省を踏まえ、2020年はどうしていくのか?

私としては、たくさん掛け算してきた領域のうちの一つに特化し、そこから波及して広げていきます。
まだ多くは公表できませんが、動画作りに関して新しい動きが来年始まります。
その動きの中で領域が拡大し、大きさが小さくならなかったら次の領域に進む、
一度では無く、段階的、暫定的な拡大を目指していきたいと思います。

最近時間が経つのは早いと感じていますが、それでも人生はまだ長いです。
焦らず、道を見失わずに進んでいきたいと思います。

それでは2020年もよろしくお願いします。

良いお年を

動画も含め、建築を「伝える」「教える」コンテンツ、場を作る事を目標としております。よろしくお願いします。