皆様こんばんは。
夏の暑さが日ごとに増してきましたね。
こんな時期は常夏のお酒、テキーラの記事を書きたくなってしまいました。

今回ご紹介させていただくテキーラは
【Don Julio(ドンフリオ)】

ブルーアガベ100%を使用した、いわゆるプレミアムテキーラになります。
日本では最近認知も広がり、バーでもよく見かけるのではないでしょうか？
このドンフリオ、なんと世界では最も人気と言われるテキーラブランドの一つでもあるのです。
実際にDrinks Internationalという、毎年海外のお店のトップセラーのお酒を紹介しているサイトではなんと7年連続１位という快挙を成し遂げています。

ドンフリオは、メキシコ・ハリスコ州ロスアルトス地方にある「ドンフリオ蒸留所」が手がけています。
ドンフリオ蒸留所は、1942年にテキーラ界の伝説の男「フリオ・ゴンザレス」が17歳という若さで創業した蒸留所であり、今日ではロスアルトス地方を代表する造り手の一つとなっています。

ドンフリオという名前も、日本語に直すと「フリオおじさん(ドンは男性につく敬称)」と彼への愛称に由来するものです。
元々はトレス・マゲイヤスというブランドを販売しており、その当時から高品質なテキーラを作るために様々な工夫を凝らしていました。
その一つにテキーラの原料であるアガベを通常より広い間隔で植えるというものがあります。
間隔があることでアガベ一つ一つがしっかり栄養を取ることができます。

こうして革新的なテキーラ作りをされていたフリオ氏は1985年、脳梗塞を患ってしまいました・・・
しかし、見事復活を果たします！！
病から立ち戻った際に彼は快気祝いのパーティーに、隠し持っていたとりわけ高品質に作った最上級のテキーラを振舞ういました。
そのテキーラのあまりの美味しさに、周りは驚きと絶賛の嵐。
どこで買えるのかと問い合わせが殺到したそうです。
これをきっかけに1987年、プレミアムテキーラの金字塔【ドンフリオ】が販売されました。

ちなみにドンフリオは基本的に背の低いボトルが多いのですが、これはテーブルに置いた際に前にいる人の顔がしっかり見えるようにとの気持ちが込められています。
親しい人とテキーラを食卓で交わすのも素敵ですね。

ここまで様々なストーリーを紹介させていただきましたが、
まずお試しいただきたいのは透き通った爽やかなボトルが特徴的な
【ドンフリオ・ブランコ】

ブランコは「白」という意味で、熟成期間が最も短いため色も透明です。熟成したときの樽の香りがついていないため、アガベ本来の味が楽しめます。
雑味も少なくスムースで、プレミアムテキーラの魅力を体感いただけると思います。
カクテルにも使用しやすく、マルガリータやパロマなどにも相性抜群です。

熟成感のあるテキーラがお好きな方には
【ドンフリオ・レポサド】

レポサドは「休んだ」という意味です。アメリカンホワイトオークの樽で8ヶ月間熟成させたものです。
アガベとバニラのようなテイストのバランスが非常に良くストレート、ロックはもちろんソーダ割で飲むのもおすすめです。

テキーラにハマってワンランク上のものを試したいそこのあなた！
【ドンフリオ　1942】

スーパープレミアムテキーラとでも呼ぶべきでしょうか。
バーボン樽で2年～2年半の熟成から生まれた創設６０周年記念のボトルになります。
これぞ高級テキーラという複雑かつ繊細なテイストです。
バニラ、トロピカルフルーツ、スパイスなど様々な味わいを感じることができます。
お飲みになる際はぜひ、ブランデーグラスなど口の広いものでドンフリオの世界観に没入してみてください。

ご紹介させていただいた商品はすべてMixologyOnlineStore及び MixologyBoutiqueにて販売しております。
MixologyBoutiqueでは一部試飲も可能ですので是非お試しください。

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