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写真・旅記録 (前略 旅の途中から)

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主に住まいの滋賀県 と 西日本旅の途中から♪ デジカメ 素人目線で、気の向くままにシャッターを切ってます。 みんなに見て欲しい ♯私のしが推し ♯旅記録・歴史
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2019年12月の記事一覧

旅立ち

漆黒の 闇の色にも 染まぬ惑わぬ 純白は 遠空の 蒼より深い藍に溶け 重ねた想い 携えて 翼広げ 向かう朝 未来永劫 その羽ばたきに幸あれ

冬の風

星降る宵に 言葉はいらない 吹き抜ける 雪の匂いの風を見て ただ 君を想う

イブの赤い糸

すぐそこにある 灯りに気づかずに どれだけ 暗闇を見つめていたのでしょう 気付こうとしなかったのは 私なのに… 温かい眼差しが どんどん 心 融かして 涙がボロボロ 止まらない そっと寄り添えば 鼓動が重なる トクン トクン … 幸せのリズム 昨日まで ひっそりと 指先で 眠っていた 赤い糸 手繰り寄せて 紡いでいこう あなたと 二人で… ー 2012.12.24 ー 旧サイトより抜粋

イブが明ける前に

イブの街角で 見上げた 明日へと向かう星空 心いっぱいに鏤められた 想い出 キラリ 耳をすませば コトコトと 寄り添うように 心の中 フと立ち止まって 振り返ってみたあの頃 黙って笑っていただけの あの頃のあなたが見えた 幼さゆえに どんなに言葉を重ねても 伝えられない想いがあった そろそろ 一人ぼっちさ加減も 程よい頃 そろそろ 精一杯の想いを 取り出してみようか… お仕着せの 心の衣は脱ぎ捨てて 自分の言葉を 紡いでみよう たとえ古びても どんなに傷つい

追憶

人という 一輪の花は 時を経て より美しく咲くものと聞く 私は あの時よりも 美しく咲いているだろうか 誰が決めたわけでも作ったわけでもない 時の中で あなたと出会ったあの時から…

空(クウ)

呼ばれた気がして フと振り向いた …誰もいないのに いつの間にか ヒラヒラ 雪が舞っている 気がつかなかった 辺りが真っ白になるくらい 降ればいい 何も見えなくなるくらい 降ればいい 深い心の闇さえも 埋め尽くして 優しさに変われ それ以上でもなく それ以下でもない ただ 己の為に

紅の乱

咲いて 咲いて 紅く 紅く 燃えて 燃えて 燃え尽きるまで 心ごと この身ごと 抱きしめられて 夢の間で 刹那の恋に 身を焼き尽くし 静かに 静かに 灰となる