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凡人、一級建築士を目指す♯16「マインドセット⑤最後まで諦めない。その2」



前回からつづきます。
(▶凡人、一級建築士を目指す♯15「マインドセット⑤最後まで諦めない。その1」|miy #note)


諦めポイントと乗り越えかた(つづき)

その3。試験本番

「試験時間っていうのは、その問題群を解くのにちゃんと必要な時間が設けられているんですよ。」
某資格学院の、尊敬する講師からの言葉だ。

「自分にとっては簡単だったから時間が余った」
「難しかったから時間ぎりぎりだった」
ではないのだ。
人それぞれに与えられた同じ時間の中で、全てが問題を解く時間なのだ。

私は、一級建築士の試験に限らず、どれだけ早く終わっても、どれだけわからない問題でも必ず時間いっぱい「見直し」、「熟考」することにしている。
考えて考えて導き出した答えに後悔は残らないし、試験の1点は非常に大きい。

「解答を変えて間違ってた〜なんて嫌だから、見直さない!」
と言っていた後輩がいた。
たしかに、人の直感はだいたい正しいのだそう。
余計なことを考えた挙句間違う、なんてよくある事だ。

しかし、逆に考えてもみてほしい。
あんな難しい教科を、我々は5科目も勉強している上に、普段の仕事も生活もある。
年に一回しかない試験に、散々緊張してパッと出した直感が合っている、なんてこと…決して多いとは思えない。

ちなみに、そんなことを言っていた後輩は、会社の昇格に関わる試験(建築施工管理技士)になかなか受からない問題児だった。


まとめ

前回の記事から続いてきたが、やっとまとめだ。
諦め誘発ポイントは主に3つ。
・普段の勉強、授業
・模擬試験
・試験本番
資格試験を受けたことのある人のほとんどが感じたことがあるだろう。

「最後まで諦めない」とは、簡単なようで難しい。
ほぼ精神論だから。
現実は容赦ないあるから。
でも、こんなメンタル弱小な私でもやれたのだから、一級建築士を目指す覚悟ができている人なら必ず出来るはず。

優秀でも、凡人でも、恥ずかしげもなく最後まで足掻ける人が、「一級建築士」という資格を取りきることができるのだと思う。




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