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ケア用員が不向きだと知った日…

2月10日(土)
 3連休の初日。昨晩は疲れ過ぎて、お風呂にも入らずに化粧をしたまま気絶するように寝てしまったので、朝にシャワーを浴びて、母屋と自宅の洗濯機を回して、豪快に干した。それから昼近くに柴犬と1時間ほど散歩に出た。ほんのりとした陽射しの暖かさと、ピリッと冷たい空気が程よくあいまって気持ちがイイ。やっぱり外気に触れるのは大事だな…と思った。散歩から戻って、昼食に昨晩の夕食の残りのおでんを食べた。やっぱり2日目の大根は美味い!今日はダラダラ過ごそう…と本を読んだり、昼寝をしたり、かなり幸せ。労働者兼ケア用員のケアも大事よねぇと思う。

冬場の柑橘類は無敵

 ネットをザッピングしていたらMBTI診断に目が留まりやってみた。質問が長い、長い。これもダラダラできる時間の余裕があるからこそっ、と思って最後まで答えてみた。結果「INTJ-A(建築家)」だった。「そういえば、小学生の頃は家の間取りばかり描いていて、将来は設計士になりたい時期があった!ガウディのグエル公園やカサ・ミラ、サグラダファミリアにも痺れていたなぁ」と思い出した。でも、解説を読んでみると、そういうことでは無いらしい…。なんだか今の自分とは違う気もするけれど心当たりはある。古い扉を開けてしまったような、不思議な気持ち。

休日なので遠慮なく貼ってみた(笑)
これが安価で一番効く!

 問題解決したいタイプなのは分かる気がした。若い頃、相談を受けることがあると一生懸命解決策を考えて答えていた。それなのに、相手を余計モヤモヤさせてしまい、おかしなことになっていた。そこで、武士の友人に聞いてみると「答えを聞きたい人なんて居ないから、ただ話しを聞いてあげればイイの。どうしたいかは自分で分かっているから心配無用。」と教えて貰った。今なら分かるけれど、当時の私は悩み相談なのに、悩みの解決を目的にしていないことを知ってビックリした。それでも、彼女の言うとおり相談を受けた時は「うん、うん、そうだね、そうだね。辛いよねー。」と延々と話しを聞くことした。そして、これが大正解だったようで、しばらく人気の悩み相談員をしていた時期があった。でも、正直辛かった(笑)

いま読んでいる本
次はポール・リクールが気になる…

 決まり切ったモノが苦手なところもあった。子供の頃は漫画は好きだったけれど、ストーリー性のあるゲームが嫌いだった。自分が何か選択したところで、その結果はこのゲーム作者の判断で決められているし、全ては作者の誘導によってゲームが進むのかと思うと気分が悪くなった。でも、大人になった今はそんなことは思わないので普通に楽しめるハズ(笑)

 そして、思考型なのかもしれない。感情論抜きにして、先日の漫画家の方の訃報で思ったことは、この経緯をみると根本的な問題以外に、脚本家の方のSNS発信は職業人として如何なものか?と疑問を持った。そもそも、仕事の内情を公にしていいのか?と思う。企業に当てはめてみるとドラマ作品は商品で、脚本家はその商品制作チームの一員だと思う。そして、大衆はお客様だ。そのお客様に向けてプロジェクトに関わった個人の独断で商品制作過程の問題点を発信していいのだろうか?そして、商品についてどんな感想が届いても、職業人なら『貴重なご意見をありがとうございます。』で踏み止まれなかったのか?どうして、私の意見が出てしまったのか?疑問だった。仕事は、対象物に自分の労力を精一杯注ぐけれど、反面、自我を消していくことでもあると思う。商品に関して「私ではありません。」発言は必要だろうか?そんな理屈っぽいことを勤め人の私は思った。

 そして、診断結果にケアに関する仕事は向かないと書いてあり『薄々分かってはいたけれどやっぱり…』と思った。人生の大半をケア用員として過ごしてきたのに参ったなぁ…。

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