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物質とは強固な繋がり



因果の糸が絡まり続け、
強く重く強固なものになったものが物質。

人間に於いては、執着が固まった想いが怨念と呼ばれたりする。

また細かい固執が滑らかに織り込まれると美しさとなるが、さらに織り込まれると、同様の形態となる。

所謂、両極の善・悪である。
(私はこれが気持ち悪くて仕方がない)


それが極まると破壊されるが、その手前の破壊されゆく波のトグロを巻いた状態の渦の中にいるのが現在の世の中だと思われる。

人間の集合意識の想いが、そうさせている。

それらが徐々に破壊されつつあり、無に近づいてはいるが、完全に破壊され無になることは、この地球上、人間界のルールにはない。

完全に因果が切断されることはなく、
細く見えない蜘蛛の糸で繋がっている。

故にまた、同じ関係性や過ちを繰り返す。

精神性が上がれば、それは苦ではなくなるのかもしれないが、例え、一時の快があるとしても繰り返すというのは苦と同等。

完全に切断するルールがあっていいように思う。


この宇宙に於いて、それがある此岸はない。

故に、人間はどの生命体よりも苦しむ生き物なのだと思う。

この物質の世界に於いてはただ文明を繰り返しているだけなのだ。






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