見出し画像

「がん」とは

お犬に腫瘍が見つかりまして。(良性でした!)

そもそも良性・悪性の違いとは?がんだと何が起こるの?どういう仕組みで生まれるんだろう?という疑問が生まれました。

そのあたりを今回は備忘録として書き留めて置こうと思います。

今回は良性と悪性の違いまわりの話。

画像1

本によって様々だったので正確な数字は定かではありませんが、、
お犬は人より5倍〜腫瘍ができやすい生き物らしいです。(本によって30倍と書かれているものもあったのですが、5~6倍と書かれていた本が多かったので5~としています)

人でもポリープとかできますよね。

仕組みはおんなじで


細胞には「テロメア」という、細胞分裂ができる回数券のような情報を持っています。

画像2

細胞分裂と回数券は引き換えなので、回数券以上の細胞分裂はできなくなっています。

なので普通だったら細胞は回数券を使いきったら、そこでさよなら〜(アポトーシス:自壊)ってなります。

そうしていくことで手は手として、顔は顔として、いまのこの形を保っていけてるんです。


ただこの枚数が決まってるはずの回数券、細胞分裂の際のコピーミスで、無限に回数券持ってるやつが出てくる。

そうすると何が起きるかって言うと、回数券使い切ったら自壊するはずの細胞が死なずにずっと増えちゃう。

画像3

それが良性の腫瘍といわれるやつです。
(武田鉄矢さんごめんなさい笑)


良性の腫瘍の特徴としては、細胞の形や大きさが揃っていて、細胞が一つ一つとして独立しています。

で、悪性はっていうと、形が周りの細胞とは違っていたり、それが他の細胞に入りこんで細胞の境目がなくなってたり(浸潤)しています。


画像4

良性と一番違うのは自分の生きやすいよう、好きな形に成長して、自分の栄養が足りなくなったら勝手に血管作ったりもしちゃうし、近くの細胞の栄養も奪い取って臓器の働きも奪っちゃうし、他の場所にいって自分の桃源郷を探しにいったりしちゃう(転移)。

画像5

悪性の細胞は正常な細胞の栄養や仕事を邪魔して大きくなっていくだもんで悪性の場合は治療の必要があるだもんって感じです。

がんで死ぬというより、それによる弊害で健康が損なわれて行くという感じです。

で、これは健康な人でも何百個ってこういうコピーミスが起こってるんですが、細胞の警察官みたいな人たちが見張ってて、こういうのを殺してくれてる。

ただ、紫外線を多く浴びたり、不摂生な生活をしたり、ストレスの多い生活をしたりしてると、警察官の数よりコピーミスの数が多くなって、処理仕切れなかった輩がでてきちゃうから、常日頃、健康的な生活を心がけましょう!っていう

あ、歳をとってもコピーミスが多くなります!


(つづく!)

なるべくわかりやすい表現を心がけておりますが、分かりづらくてすいません!

参考にした本やおすすめの本などはまたまとめてあげようと思います〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?