ジャズ発テクノ経由〜ワタシのフェス体験記

フェスについて語っていたら(前記事参照)思い出した!
アラバキより遥か前、野外フェス行ったことがありました。
一緒に行った仲間にアラバキを誘ってくれた友人も居ました。

95年夏。電気グルーヴを見に野外フェスへ。
「ナチュラル・ハイ」というイベントだったと記憶していたけれども検索しても違う雰囲気のフェスがヒット。あれぇ??

しつこく調べたらありました!
野外テクノイベント「ナチュラル・ハイ」
なんと富士急ハイランドで開催されてる。
全ッ然覚えてない!
覚えているのは茹だるような暑さ。
この猛暑の中で何故に汗だくでテクノを聞いてるのか我……何とか手にしたカチ割り氷で正気を保ち。
結局南極夏のせい??(それスチャダラ)

なんか夏だし仲間でワイワイしたかったのでしょうか。
なるほど昨今のフェス流行り、若者が集うのも合点がいきます。

と、ここまで書いてさらに記憶が遡る。
時計がうにゃ〜っと歪み、ダリの絵画かポールのミラクル大作戦をイメージなさって下さいませ。

中学生の頃、モダンジャズを好む親が夏の旅行として姉弟を連れて行ったのは山中湖で開催されていた『Mt.Fuji ジャズ・フェスティバル』
夏の昼間から大人はビール(確かイベントの提供がハイネケンだった)を飲みジャズのリズムに体を揺らすのだ。
思えば夏の野外フェスの先駆けではないか。

父の話によると『真夏の夜のジャズ』という映画があって(以下Wikiより〜1958年に開催された第5回ニューポート・ジャズ・フェスティバルのドキュメンタリー映画)それを模したのがMt.Fujiだとのことでした。
件の映画も見せられました。


少し前のエリアには30代くらいの男性二人がクーラーボックスからシャンパンボトルを取り出している。肴にはメロンと生ハム。
ワタシの父は「なんか気取ってるなアレ」と自分のフランクな楽しみ方と比較して見ていたけれど、今ならワタシ分かるよ。
ずっとこの日を楽しみに毎日働いていたんだろうな、美味しいお酒と好きなモノ食べながらジャズを聴くなんてさ。最高の休暇をエンジョイしてたのよ彼ら。

このMt.Fujiには何回か行きました。
今ならもっと楽しめていたかもしれないけれど、貴重な経験させてもらったな。

というコトでワタシの音楽フェス、追記回でした!

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