テレビとラジオとその先の〜ラジオスターの悲劇を超えて テレビスターだって悲劇な時代?



ワタシの育った家では朝からラジオがかかる。交通情報、人生相談、毒蝮三太夫の愛あるオバチャン罵倒など、聞くでもなく耳に入る。
専門学校に通っていた時は朝が早かったのでラジオをかける親も起きていないのに自らラジオのスイッチを入れていた。
八代亜紀のコーナーがあり可愛いヒトだな、と聞いていた。

FMラジオの独特な発音良過ぎる曲紹介なども聞いていたけれど、実家を出てからラジオというものサッパリ聞いていない。
なんだろ。職場や車なんかでラジオが流れていると妙な心持ちになる。

それからテレビ禁止令の出た時代が我が家にはあった。
あまりにテレビ漬けの姉弟に怒った父親がテレビを片付けてしまったのだ。
期間にしたら、そこまで長くなかったのかもしれない。それでも自分の中では「テレビを見れなかった子供時代」という歴史が刻まれた。

ちょっと話がズレるんですけれど、こうして人生振り返ってる時に小学生頃と記憶していた出来事が実は中学生になってからだった、とかワタシ多いみたい。映画の思い出とか割とそうでした。テレビ禁止期もそうかもしれない。



今の暮らしにはテレビがありません。
テレビそのものは所有しているけれど普段見ないのでしまってある。
ネットで色々見れるからテレビじゃなくて全然いいよね。
保育園で子どもと話していてもテレビって聞かない。おうちでYouTube見てるとかフツウに言いますもんね。

テレビがお茶の間みんなの娯楽だったのも良い時代だったのかな。
今やそれぞれが自分のデバイスで、それぞれの好きなモノ見てる日々。
誰もが知ってる有名人よりも自分しか知らないような推しを眺めるヨロコビ。
いろんな楽しみ方があって良いけどね♪

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