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この仕事に転職してすごく感じたことに一つに
「本社の人が現場の我々を大事にしている」
ということがあります。
僕は前職が旅行会社です。
沖縄の会社だったのですが、
親会社の航空会社同士の統合があり、
その傘下にあった僕ら旅行会社も統合になり、
東京が本社の大きな会社になりました。
やっぱり組織なので、
東京の本社からの方針を現場は遂行するだけ。
本社の人たちとは会ったこともないし、
話したこともない。
僕らは本社の人たちのとは距離がある・・・
と感じていました。
そういうものだと何の疑問もありませんでした。
転職して、今の会社に入社するときにも、
当然、そのマインドがありました。
本社の人たちと現場のひとたちとは
接点もないのだろうな…と。
ところがです。
入社後の本社研修から一緒に研修を受け、
日ごろの仕事でも、
直接話すこともけっこうあります。
本社の人は優秀な方が多いです。
すごく有名な大学を出ている方も多い。
でも、気持ちはあったかい…
そんな印象を受けます。
以前こういうことがありました。
お客さまが亡くなられ、
娘さん二人で葬儀を
することになったのですが、
手元に現金がない。
そこで保険金の範囲内である一定の金額
まではすぐに保険金をお出しする
サービスを利用しましょうと
娘さんに提案し、
その手続きをしました。
けっこう急ぎの手続きで、
いろんなことがイレギュラーでの対応です。
支社の事務スタッフもこのことを優先して
対応してくれるのですが、
一報を受けた本社担当部署スタッフも、
その対応を最優先であたってくれたとのことでした。
無事に葬儀も終わり、娘さん二人から
「最初はお金のことが心配で、
 母の死の悲しみよりも、
 お金のことが心配でした。
 でもこうやって対応してくれたおかげで、
 葬儀を無事に終えることができました。
 お金の心配をせずに、
 母としっかりお別れを
 することができました。
 ありがとうございました。」
という言葉をもらいました。
そのことを、本社担当部署管理職の方に
電話でお伝えしました。
管理職から担当スタッフに伝えたら、
涙を流したスタッフもいたとのことでした。
ドライに業務として望むことも大事ですが、
こうやって心が通じていることを
共有できると僕ら現場の人間も
うれしくなります。

入社して1年目の時に
新人部門の表彰式に行ったとき、
軽井沢駅に降りて、進んでいくと、
会社の若手スタッフが誘導をしてくれていました。
そこで移動のバスを待っているときに、
若手のイケメン社員が僕のところスッとやって来て
「入賞おめでとうございます。
 実は僕、昨日のリハーサルで宮城さんの役を
 しました。準備は万端です。
 今日はあの赤い絨毯の上を堂々と歩いて
 くださいね。僕も見ています。」
とヒット&アウェイで元の位置
に戻っていきました。
それを聞いた僕は涙があふれてきました。
横で聞いていた妻も
「本当に本社の方?」
とびっくりしてました。
妻も同じ旅行会社だったので、
本社の人のイメージ
は僕と同じものを持っていたと思います。
こういうことを一つ一つ経験していくと、
この本社の人たちのためにもしっかりとした
仕事をしたいと思うようになります。
僕たちには「ファイナルスリーフィート」
という言葉があります。
これは僕ら営業パーソンとお客さまとの
面談時の距離です。
お客さまとの面談時の
約90センチの距離のことです。
その「ファイナルスリーフィート」
のために、
すべての役員社員は力を注ぐという考えです。
その本社の人たちが必死につないで、
ゴール前に持ってきてくれたボールを、
ゴールするのは僕ら営業パーソン。
そのために何ができるかを常に考えて
本社の方も日ごろの業務をしてくれています。
この会社には入れて本当に幸せです。
ここから退場を命じられないよう、
また、本社の人たちにも誇りに
思ってもらえるよう
今日も一つ一つ活動していきます。
すみません手前のノロケ話になってしましました。
 
 
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
沖縄尚学ベスト8!!
東恩納投手1点取られて
しまいましたが、
ここまできて1点しかとられていないって
すごすぎです♪
木曜日だけど、金陽でした(^^
 
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿393日目)2023.8.17
 
(あくまでも宮城の勝手な考えです、あしからず♪)

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