外食業界No1から始めてみます。「ゼンショーホールディングス(7550)2020年3月期 第3四半期」

初めてということで業界No1のゼンショーです。
5月14日に2020年3月期本決算を控えています。

決算発表前に、自分なりにどのような発表となるかを予想したいと思います。

【セグメント別実績】

牛丼カテゴリーが好調でしたね。
しかし、営業利益好調の要因は、前期に買収したAFC(その他カテゴリー)によるところが大きいでしょう。

コロナの影響でアメリカは3月から深刻な影響が出ています。
AFCがスーパーのテイクアウトを中心とする業態とはいえその影響は甚大なものと見込まれます。

「すき家」の3月の売上高が前年比7.8%減と他の外食チェーンと比べると持ちこたえている部分はありますが、レストランカテゴリーの落ち込みは相当なものが予想されます。

前期は営業利益の押し上げに貢献したと考えられる、近年買収を進める海外企業がコロナの影響で大きく足を引っ張ることにならないかどうか注目しています。

※前期に買収したAFCに「負ののれん発生益」2,785百万円発生しており、
この点が個人的には気にかかっています。
不勉強でよくわかりませんが、実際の買収額よりもAFCの帳簿資産価値が低かったということですので、どのような背景があったのでしょうか。

この点も踏まえて14日の決算発表を待ちたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?