ちょっと前に、手帳を書くときのボールペンの色が気に入らなくて、手帳を書くこと自体がイヤになりそうなときがあった。これはマズいと思って新しい色を10色購入した。

今度は、3ヶ月ほとんど毎日弾いているカリンバに半音がなくて弾くのがつまらなくなってきた。ちょっとぐらいならアレンジという名のごまかしでなんとかなったけど、そろそろ限界。

大好きな宝塚歌劇の曲は、半音を多用しているものが多く、だから魅力的だったりもする。これが弾けないのは私にとってはかなりツライ。このままだとカリンバを弾くこと自体がイヤになってしまいそう。

これはヤバイ。

カリンバの良いところは、小さくて軽く、お値段がリーズナブルなところ。これはいちばんよく出回っている17キーのはなし。

半音付きのタイプになると、当然のことながらお値段がはね上がる。他の楽器に比べたらそうとう格安ではあるんだけど、以前買った半音なしタイプの4倍ぐらいはするので、どうしたものかと思っていた。

それがここに来て、やっぱりこれ以上はムリということで半音付きの41キーのカリンバを購入することに。

キーが増えることで重くなったら弾きにくいし、それはイヤだと思っていたら、最近軽いタイプの41キーが発売されていて、レビューもいいし音もキレイなのでこれに決めた。

まだ届いていないから、実際に弾いてみてどう感じるかはわからない。

でも、これって、ボールペンのこととも、カリンバのことも、自分の違和感をキャッチしていなければとっくにやめてしまっていたんじゃないの？

だったら私はいままで、いろんなことが続かないダメなヤツだと思っていたけれど、本当はただ、自分の心の声を無視しつづけていただけだったってこと。

続かないのには、それなりの理由があったんだ。

自分で思いっきりダメ出ししていただけだったんだ。

なあんだ、そういうこと。

なんか笑っちゃった。

やっと気がついたよ。

ここまで生きてきてよかった。私の人生、まんざらでもないね。