「出産に保険適用してほしい」という意見に対し
「出産費用に困っているようでは育児は無理」という意見を見かけました。

子供を産まない選択をした私が耳を塞いで「あーあー」と聞こえないふりをしたいのが少子化問題。
現代社会において子供を産むか産まないかは完全に自由です。
ありがたい。社会の空気も変わってきて、無言の圧力も以前に比べたらだいぶ減ってきました。私の周りでは、親戚のおばさんにたまにチクリと言われる程度。
とにかく自由なんです。
だからこそ「お金に余裕がないのに子供を作るな」という意見も沢山あがります。
でも考えてみて・・。
ざーーっくり言うと人口を維持するには一人が一人を産まなきゃいけないわけですが
男性は産むことができないので女性一人が２人を産まなきゃいけない。ざっくりすぎるけど。
しかし現代において子供を作るか作らないかは完全に自由であるため
例えお金持ちであろうと子供を作りたくなければ作らなくて良い。（私たちはお金もないけど）
全体から、子供を作りたくないと思う夫婦（そこらへんも夫婦とすべきかどうかは曖昧ですがここではとりあえず夫婦とします）が子育て家庭から離脱し、
子供は欲しいしお金もあるけど子供が出来ない家庭が離脱し、
更に「お金に余裕がないなら子供を作るな！」などと言って、お金はないけど子供を作りたい人たちを排除したら、
残る割合めっちゃ少ないと思う。単純に。
本当に少子化問題解決したいなら、「子供を産みたい人」を漏れなく救い出せるような施策が必要ではないですか？
貧しくたって子供は（すくすく健やかに）育てられる社会をみんなで作っていくことが必要なんじゃないのかなーって

思います。

あと一言。
社会（マクロ）の話と個人（ミクロ）の話
現状の話と向かっていくべき場所の話。
議論するときには分けて議論した方が圧倒的に成果が出やすいと思うけど、テレビとかも含めてごちゃ混ぜにした方が喧嘩が起きやすいくて面白いからか、ごちゃ混ぜにに議論する場が圧倒的に多いなぁ・・。って感じております。