思考が纏まらない｡

　noteに何かを書き記してやろう、noteにひとつ面白い何かをぶっ書いてやろうと目論みテキストnoteをオープンして、いろんなことを考えたのだが、思考が四方八方に飛んでしまってまったく考えが纏まらない｡

　こういうときは出来ないことは出来ないと開き直り諦めてしまうのが手っ取り早い｡無理をすると体に良くないしネ｡

　そういうわけだから、ここンところ吾輩の脳内に浮かんだ思念をまとめることなくここに書き散らしてしまおうと思った。

　閑話休題。

　日本のサッカーチームは敢え無く敗亡したがワールドカップ大会はまだ続いている｡真のサッカーファンはむしろこれで落ち着いてワールドカップが観られる。ぐらいに思っておるのじゃないだろうか｡

　ワールドカップサッカーの期間中、我が国代表チームの勝敗の如何に係わらず、ゲーム後には決まって渋谷のスクランブル交差点に集合、しこうして後、ハイタッチを交わして盛り上がっているばか者みたような人々のほうが、リクルート社的世界観の下では、コミュ力が高い、と云うことで高評価になるのかも知らんなあ。と思った｡

　姜尚中氏の声音と口調で云えば大抵の言葉は説得力を持って聞こえると思うン｡

　鈴木何某なる阿呆な都議がセクハラやじを飛ばしたせいで、またもや世の中のおっさんが窮地に追い込まれた｡今回の件によっておっさんが若い女性に対して軽口を叩く機会は大幅に奪われた｡いまにおっさんが若い女性に必要事項以外を話しただけでセクハラと糾弾されるようンなる｡そのうちに若い女性と目があっただけで警察に通報されるかも知れない｡マジで「ただしイケメンに限る」という世の中になってしまうかも知れない｡あの阿呆な都議のせいで｡あの都議、自分が悪いと思ってる感じがてんでしないものなあ｡

　鈴木何某なる阿呆な都議が云ったセクハラやじも、笑福亭鶴光の声音で云ったのならもうちっとなんとか……ならんわな流石に｡乳頭の色は｡

　グレゴール・ザムザ的な感じに朝、目が覚めたら吉木りさに変身していたら……と想像すると激しい恐怖に襲われる。だって自分が吉木りさになっちゃうということは、普段、自分が吉木りさのグラビアを見ているときのようなとんでもなくエロい目で、自分のような汚らしいおっさんから見られてしまうということになのだから｡怖いヨォ｡

　日本人てのあどうしてこう幟が好きかねぇ｡コンビニといわずスーパーといわず薬局といわず駐車場といわず、世の中の客商売の殆どに幟が立っている｡こんなに幟を立てるんだから、こういう店舗の店長はきっと戦国時代が好きなんだろうから少なくとも陣羽織ぐらいは羽織っているんだろう、と思えば普通の洋風の制服を着ていて道理が通っていない｡

　朕は絵というものがまったく書けない｡丸を描こうとすれば四角くなるし、四角を描ことすれば幾何学模様になる｡このnoteでは多くの皆さんが素敵なイラストをアップされていて、それを見るたんびに、うはあ。いいなあ。と感心すること頻りなのだが、このときの「いいなあ」には「こんなん描けたら楽しいだろうなあ」という思いがあるばかりで、その絵が出来上がるまでに書き手が費やした労力、艱難辛苦についてはまるで考慮されていない｡ここで気を付けんければならないのは、いつまで経ってもこの労力や艱難辛苦に思いが至らぬと、プロのイラストレーターの方に対して「無料で」とか「友達価格で」なんつって易々と依頼をしてしまうことになるんだろうなきっと。と思った｡

　吾輩が餓鬼の時分には昭和一ケタと二ケタ、あるいは戦前産まれと戦後産まれ、みたいな年代分けがたくさん聞かれたものだけれども、平成産まれの皆さんにもこういう分け方は在るのかしらねぇ｡バブルにかすってるのとそうでないのとか、あるいはゆとり教育を受けているか否か、とかで、近しい世代間の断絶みたいなのがあったりするのか知らん｡つーか平成になってもう二十六年とかマジか｡二十六年間って事はさ、戦後の焼け野原が大阪万博に至るのと同じぐらいの長大な時間だあよ｡

　グリエルが本物で良かった｡ユーリ。ユーリ。

　先日の東京の西のほうに降り積もった雹、偶然にも、その雹の降りしきる中を走る京王線に乗車していたんだけれども、やっぱりなんか凄い音がしていたよ｡雹の降り掛かった車体から、ついぞ聞いた事がないようなかんかんかんという音があがっていたっけ。喩えるならトタン屋根に大量の小石が降りかかるような恐ろしげな音｡可笑しかったのは雹だとわかった瞬間にやはり乗客の多くがスマホを弄り出して写真を撮るなど操作を始めたことで、中にはSNS等々にアップしなくちゃ！　こんな機会を逃したら大変だ！　とばかりに立ち上がり、車両内を無軌道にうろつくものまであらわれる（しかもそれが分別盛りに見えるスーツ姿のおっさんだったのだから！）始末で、なんというか、嗚呼、マジでこれ密告社会。と思った｡

　　閑話休題。

　どうもすみませんでした。吐き出したら幾分すっきりしました｡考えは纏まりませんでしたけど｡ご静聴ありがとうございました｡