不登校「元気の貯め方」
記事の信頼性
僕は小学3年~中学3年最後までの7年間不登校でした。
特別支援学級に行って不登校になりがちな子と喋ったり、メンタルクリニックに通っていたりしたので不登校の子どもがどう思っているかが肌感覚でわかります。
月40万回以上見られてる不登校系Twitterアカウントを運営しています。
この記事を読むメリット
・元気とはなんなのかがわかる
・元気の貯め方がわかる
元気とは何か?
よく不登校のことを調べると元気について書いてあることが多いですよね。
この元気というフワフワした言葉を分解しないと貯め方がわからないと思うので、最初に元気とは何か?について書きます。
貯め方をすぐに教えてくれ!と思うかもしれませんが、元気というものがなんなのかを知らないと貯め方だけ知っても不登校対応を信じきれなくなるので飛ばさないで読んで欲しいです。
元気、これって状態ですよね。
元気な人=元気な状態の人
じゃあ元気な状態の人ってなんなのかっていうと、行動力がある人、活力がある人、不安や恐怖などのネガティブな感情が少ない人。
だとすると、元気=行動力がありネガティブではない人。
つまり「元気を貯めるっていうのは、行動力を貯めるということ」として元気の貯め方をこれから書いていきます。
”元気=行動力”
元気の増やし方
元気の増やし方には2パターンあって
1.行動して増やすか
2.行動を減らして増やすか
この2つのパターンから増やせます。
よくネットの記事に書かれている元気の貯め方は
・外に出て日を浴びる
・筋トレする
・軽い運動をする
これは1のパターン、行動して増やすですね。
ですが、このパターンには落とし穴があって
最初に書いた通り「元気がある人=行動力がある人」逆に言えば、元気が貯まってない元気ではない人は、行動力がないということ
行動力がなくて困ってるのに、行動しないと増えない方法をいくらやらせようとしたり、やろうとしたって無理ですよ。
”元気を増やす行動をするのに必要な元気”がそもそもない人は、1のパターンで増やすことは不可能だという落とし穴。
これに気づかずに行動させて元気を増やそうとしてしまう人がかなりいるので注意してください。
実際僕もその落とし穴にハマって、行動しなくちゃいけないのにできない自分を否定して自己嫌悪してしまったり、無駄に苦しんでました。
1のパターンは少し元気が出てきた!という段階なら効果がありますが、元気がない状態ではやろうとするだけ損です。
元気がない状態の人へ向けて、僕がオススメする2のパターン
行動を減らして増やす方法
元気を増やすための新しい行動をする余裕がないなら、今やっている行動を改善して増やすしかありません。
そのために、まず毎日している行動を3種類にわけます。
元気を失っている行動
元気を使っている行動
元気を増やしている行動
この中から、元気を失っている行動を減らして
元気を使っている行動は、その使っている元気に見合ったリターンがあるかを確認します。
元気を増やしている行動は共通点を探して、どういうことをしたら元気が増えるのかを知っておく必要があります。
これは人それぞれ違うので、子供に少し元気がありそうだったら聞いてみたり、答える元気すらなさそうだったら観察してみてください。
今回は例として、実際に僕が不登校時代にやっていたことを書いていきます。
元気を失っている行動
これはコミニュケーションだったり、不安感などの思考も元気を失っている行動に含まれます。
・親との喧嘩・将来への不安・罪悪感・他人の目
・朝のテレビから聞こえてくる「いってらっしゃい」
・朝の行くか休むのか悩む時間
もちろんこれが全てではないです、少し考えただけでこれくらいあります。
もう少しまとめている記事は↓で読めますが、厳しめで書いたので余裕がある時にみてください、余裕がない時は読まないでください。
記事の内容を簡単に書くと、子供がどう感じるかではなく常識に当てはめてする不登校対応は大体苦しませてしまうということが、僕の経験を具体例として使って書いています。
元気を使っている行動
勝手に失っている行動ではなく、自ら使っている行動。
・たまにゲームブログを書いていた
・Kindle(電子書籍)で読書
僕は使うほど元気がなかったので、かけることがこれしかありません。
元気を増やしている行動
・ゲーム・Youtube
・ゲーム内の人達とする会話
僕の場合、これらの行動は元気を増やすだけではなく不安感をなくしたりできる元気を守る行動でもありました。
元気を守る行動もここに書いてみてください。
行動を3種類にわけたら、元気を失っている行動をなるべく減らして元気を増やしている行動を減らさないようにしましょう。
余裕が出てきたら元気を使う行動を増やしてみたり、元気という行動力を使って、さらに元気を増やしていく1のパターンに挑戦してみたりするのがオススメです。
元気を使って元気を増やす行動として
筋トレ、軽い運動、外に出て日を浴びる。などの行動です。
これは元気に余裕があって行動できる時なら効果的だと思います、もちろん自分に合ってないなと思ったら止めれば元気はそこまで減りません。
必要以上にこだわってしまうと、元気を減らす行動に変化してしまい本末転倒なので注意です。
まとめ
・元気=行動力
・元気を減らす行動を減らす
・元気を増やす行動を減らさないようにする
・余裕が出てきたら元気を使って元気を増やす行動をしてみる
・自分に合っていなかったらやめれば大丈夫、無理にこだわると元気を減らす行動に変化してしまう
元気に余裕が出てきたら小さな目標を作って行動してみてください。
有料noteになってしまうのですが、元気を貯めた後にするべき「行動できるようになるまでの過程」は↓の記事に書いています。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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