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「みやこ未来会議」を開催。市民14名が《宮古のより良い未来》を語り合いました。

1月16日(火)、陸中ビル3階で「みやこ未来会議」を開催。宮古市在住の市民14名が参加し、「宮古市の未来を考える上で大切だと思うこと」について対話しました。


みやこ未来会議とは

NPO法人みやっこベース主催のイベントで、今回が初めての開催です。ファシリテーター(対話の促進役)の山口覚さんをお招きし、参加者全員で互いの声に耳を傾け合うことができる対話手法を用いて、宮古の未来について語り合いました。

ファシリテーターの山口覚さん
対話のポイントを教えていただきました。

津屋崎ブランチLLP代表/一般社団法人まちかぞく代表/慶応義塾大学大学院特任教授
福岡県福津市津屋崎を拠点にまちおこし活動中。地域で楽しく活動し、たくさんの若い人達が移り住み、小さな経済をたくさん生み出す、スイミー理論を実践。津屋崎での実験的まちおこしに賛同する小さなまちで活動する人々や、海外の人々とも交流を行い、「新しい価値観による暮らし方・働き方・つながり」を実現するべく様々な活動を行っている。また、"人の営みの原点は対話である"という信念のもと、あらゆる分野に対話を広げる活動を行っている。

トークフォークダンスでアイスブレイク

まずはじめに、トークフォークダンスを行いました。トークフォークダンスとは、二重の円を作ってフォークダンスのようにどんどん相手を変えながら行う対話の手法です。参加者は向かい合わせで座って、出題されたテーマについて1分間ずつ対話をします。その後、席を1つずつずらしてトークする相手を変えていきます。

トークフォークダンスの様子

「好きな本や映画」「自分の子ども時代の親友」「夏休みの宿題は必要か」といったテーマについて、一人1分ずつ対話しました。

宮古市の未来について

その後、3卓のテーブルに分かれて「宮古市の未来を考える上で大切だと思うことって何?」について語り合いました。

真剣な表情で語り合う参加者

教育に関する課題や対話しやすい環境づくりなど、様々なアイディアが出ている様子が見られました。多種多様な業種の方が集まっているからこそ、多角的な視点で対話できていたように感じます。

「喋るのは苦手で…」と最初は不安な表情だった参加者も、イベント終了時には元々初対面だった方とも楽しく交流していました。

まとめ

討論(ディベート)ではなく対話(ダイアローグ)で、安心して話せる環境を作ること、すぐに結論を出そうとしないことの重要性を感じた2時間半のイベントでした。

「みやこ未来会議」は今回限りではなく、宮古のより良い未来について気軽に対話できる場として今後も開催する予定です。
「まちづくりについて語りたい!」という方は勿論、「うまく喋れる自信がない…」という方にもぜひご参加頂けると嬉しいです。
次回の開催日時は未定ですので、詳細が決まり次第改めてお知らせいたします。

お忙しい中ご参加いただきました皆様、
ありがとうございました!

岩手日報に掲載されました

この度、岩手日報社様に取材していただきました。
ありがとうございます!

岩手日報令和6年1月19日付
岩手日報社の許諾を得て転載しています。