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憧れはいつも力をくれる

わたしはKPOPの所謂ライトファンで、曲は聴くけどCDは買わないか、1枚しか買わない。でも好きだ。特にLE SSERAFIMは愛していると言ってもいい。

黒スキニーを穿いたときに、これまではロックスターの気分で居たのが、チェウォン(LE SSERAFIM)の気分にもなることができる。IZ*ONE時代のチェウォンかルセラのチェウォンか、というのも自由に選べる。これは大変視野の開ける話だ。実際のわたしは彼女たちより年嵩で(最年長のサクラとも5歳近く違う)、容姿にもさして恵まれず、県内でも田舎の部類である土地の中小企業で事務員をやっている凡庸な人間だが、チェウォンの気分になると自然と背筋が伸びて歩く姿も変わる。百合の花とはいかずとも、薺(なずな)くらいにはなりたい。

わたしはやっぱりかっこいい人間になりたいから、かっこいいコンセプトのグループに惹かれることが多い。ガールクラッシュってやつですね。言葉がいいよね、ガールクラッシュ。ググったら、「同性にも衝撃を与えるほど魅力的な女性」という意味らしいです。ガールの概念を壊す。良い。わたしが思春期のときにもこの言葉があったら、どハマりしてただろうな。

わたしが本当になりたいのはずっとチバユウスケなんだけど、どう足掻いても女の身体からは出られないから、女の身でかっこいいを極めるのに、彼女たちのありようはとても為になる。憧れは、いつもわたしに力をくれるのだった。

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