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転職について〜【その3】相手を知る

転職するにあたり、相手(転職先)を知り行動を考えることも重要です。
辞め時の考え方、自分を知って転職活動をする、という記事も書いていますのでよければご一読ください。

転職について~【その1】辞め時はいつ?|みやこカウンセリングルームin神戸 (note.com)
転職について〜【その2】自分を知る|みやこカウンセリングルームin神戸 (note.com)

やっと希望に合った転職先が見つかったけど、実際にどんな職場なのかがわからないととても不安になります。
転職サイトであれば内情を教えてくれたりするときもありますが、自分で探して見つけた転職先であれば、中の情報はなかなか耳に入らないと思います。
そんな中、どうやって情報を収集していくか、になると思います。

①求人情報から収集~キーワードに注意
『若手が活躍中!』
このワードをよく見かけるのですが、会社が若いと若者も多い場合はありますが、設立してから年数が経っているにもかかわらず平均年齢が異様に低いとなると、退職者が多く入れ替わりが早い、ということになります。
『未経験者歓迎』
未経験では無理では?と思える職種の求人にもこのワードをよく見ます。
指導が乏しいのにいきなり最前線で動かされる場合も多いので注意。
未経験でもいいから人が欲しい(それだけ人手不足)という職場なのか、応募者の人柄とかやる気重視で、きちんとした指導者がいて一から育ててくれる地盤があるのか。そこは面接で確認が必要です。
『アットホームな職場』
むっちゃ見ます。会社のホームページにも書いていたりします。「○○大会をしてます」とか「こんなサークルがあります」なども。
こういう社風を好ましく思う方もおられるとは思います。
私個人としては
「仕事がやりやすい雰囲気とアットホームな雰囲気とは別物」
と思っています。
職場の人間関係は遠からず近からずの距離感が大事だと思っているのと、親交を深めるスポーツ大会とかサークル活動が盛んでも、社内の人間関係の良さとは別物だとも思っています。
必要な情報は共有できていて、互いのできることも共有して助け合える環境があれば、それが良い職場の最低限の条件だと思います。

②ホームページから収集~『先輩の言葉』を鵜呑みにしない
当然のことながら会社のホームページなので、会社の悪いところを書くわけがないです。
その人が原稿に書いてたとしても即却下に決まってます。
まず会社も会社に不満を持ってる人を載せないと思います。
あと、経年で見ていって『先輩たち』がコロコロ別の人に変わっている会社は退職率が高いと思って間違いないです。

③転職会議などの口コミ情報を見る
良くない書きこみがあっても、それが全てではなくてもその会社の一部分ではあると思います。転職を考えている会社のマイナスの情報が耳に入ったら見なかったふりをしたくなりますが、しっかり頭にいれておいて、最終結論を出すときの判断材料にしましょう。

④面接
面接の印象(求職者→会社の)は面接官にもよると思いますが、圧迫面接をしかけてくる会社はろくでもないです。
圧迫面接にもいろいろあって
・面接官の態度と言葉遣い
・面接官の言葉の内容
どちらにしても良い会社ではない、と思います。
態度と言葉遣いは、会社の顔となって面接を行っている自覚がないので、そういう人に面接官をさせている会社がダメ(指導が足りない)です。
経営者が面接官でそんな態度だったら、そのレベルの会社なんでしょう。
言葉の内容での圧迫面接、私も昔「よくこんな経歴で生きてこれたね~恥ずかしくないの?」と言われたことがあります。
そりゃ自慢できる経歴ではないにしろそこまで初見の他人に言われる筋合いはないとムカついたのですが「今後がんばって自信が持てる経歴を作り上げていきたいと思っております」というような返しをした覚えがあります。
面接官は「相手の出方を見てみたい」「冷静に対応ができるかどうか」を見てみたかったのかとは思います(他の人も同じ事を言われたようで)。が、同じ職場であれば上司として入職後も人間関係が続くのによくそういうことができるなあ、と驚き辞退しました。

他にも入社を決める前に知っておきたい情報として、例えば
『残業についての企業の考え方』
定時後の休憩時間をきちんと取らせた上で残業をさせているか
→8時間労働であれば定時後15分間休憩、その後残業時間となるのに、取らせていない企業が未だに多い(15分間の残業代はもちろんつかない)
残業時間=従業員の貢献度という評価をくだしていないか
→残業時間は数値化できるので、イコールの評価をする企業(上司)が未だに多い
あとは会議や出張の考え方なども企業によって違うので、そこらへんがわかれば、その会社の授業員に対する考え方が理解できて、転職時の不安も少なくなると思うのですが、入る前にわかる部分は少ないのではないでしょうか。

転職は人生を左右するイベントです。
よく検討して吟味しての決定は必要だと思います。
でも人生は軌道修正できるものなので、我慢しすぎないようにしてください。




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