unknown
どこにいんだよ
体系的な情報が首を絞める
盲目的な僕が君を探してるんだ
どこにいんだよ
鼓動が生きている証明になると知った
あの夜からずっと探し続けてんだ
どこにいんだよ
放り投げられたハンドボールとチョコレートの包み紙
残酷に描き出される死んでいく命と同じなんだ
どこにいんだよ
深夜コンビニフラペチーノと同じくらいの寂しさを抱き寄せる
耐えてんのに一本足なんだよ
どこにいんだよ
夢も希望もこの中にあるはずなのに辞めた
見えないから何もかも捨ててしまったんだ
どこにいんだよ
悩んでいるだけじゃ伸ばした手は動かない
動かさなきゃそばにいるものもつかめない
ずっと君は隣にいてくれたのに
ずっとそばで笑ってくれていたのに
どこに、いるんだよ
死を描き出すのは簡単なのに
生を表す一言が見つからない
どこにいんだよ
誰かの死をながめている間に 誰かの生をながめている間に
君を探し出すことが僕の使命だと気づいたんだ
そこにいんだろ
君を探し出そうと心が動いて きっとこれからもそうやって
はしたない行為だとわかっていながらも
「見つけた」