熊三です。おれは日々そんなにいっぱい文章を書いてないので練習のために今日もこれを書くことにする。なんかしたら感想文を書くといって早１週間。何の更新もなくすわもう投げ出したか！と思われているかもしれないがそんなことはない……。日々の仕事とか……急な体調不良とか……そういうあれやこれのせいなので誤解しないでもらいたい。俺の心は常にnoteにあったといってもかごんではない。

さてそれはともかく今回は「ハクメイとミコチ」。アニメのほうは放映からすでに１年ほど経ちますが（アマゾンプライムなどで見られます）、最近やっと書籍のほうも入手できたのでちょっと感想文を。

アニメのほうでだいぶ好きになってはいたんですが、あらためて書籍も見てみるとやっぱこの世界とキャラクターがいいなあと思います。主役のハクメイとミコチがそれぞれ別分野で高い技術と知識を持ち（ハクメイは建築や生活術、ミコチは料理と裁縫など）、それを通じて周囲の人間と関わっていく話のスタイルは見ていて楽しい。

周囲の人間ももちろんその技術と知識の価値をわかっている人ばかりで、時に彼女らに教えられ、時に彼女らに教え、お互いの生活を助け合っていく様はしっかりと地に足がついた生活だなと感じさせてくれる。

知識と技術に尊敬と誇りをきちんと持っていることを見せてくれるのはやはり気持ちいいもので。前者の尊敬の描写は他の作品でもわりとよく見るのですが、誇りについてはなかなか描きづらいのか（一歩間違うと傲慢とかそういうのにつながりかねないから？）なかなか実感してそれを見る機会が無いです。

なのでこういう　私はこれができるんだ！　と快くストレートに見せてくれる作品は大好きで、この辺のメソッドはもうちょっと深く考えて自作にも取り入れていけたらなと思います。