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風俗講習の罠その二十三

一昨日の続きです。

ホテルにて翌朝

みや 「のりちゃん!起きてよ。俺、今日、これから仕事なんだよ~、そろそろホテルを出ないといけないんだよ。」

のり 「もーう、眠い〜。まだ寝ていたいよ~。何時なの?うーん(゜゜)まだ6時じゃない?早い早い。私こんな時間に起きた事ないよ~寝る。おやすみ、、、」

みや 「いやいや。のりちゃんのりちゃん起きて起きて!!ホテル出るからね、起きないと俺ひとりで行くよ!!!」

のり 「ちょっと、嫌だよ〜一緒、一緒がいい。、、。」

みや 「じゃあ、起きてよ、のりちゃん!!!!!」

のり 「もーう。起きるわよ!(# ゚Д゚)6時だよ。6時に起きるなんて、もーう。みやちゃん、やっぱり、おじさんだよー〰!!」

みや 「のりちゃん急ごう!!!着替え着替え、、、」

のり 「焦らないでよ。。。女の子はお化粧とかいろいろ準備があるのよ。。。」

そして、、、

みや 「のりちゃん。準備OKだね!!行こう!!」

のり 「あ~、サ・ヨ・ナ・ラ みやちゃんとフリーセッ○○した想い出のホテル○○○。。。」

みや 「良い想い出だったね。じゃあ、行こうかなぁ〜」

のり 「もーう。みやちゃん言い方雑だね。」

そして、2人はホテルから出た。。。

次に2人が信号を渡ろうとした時だった。

猛スピードで3台のバイクが暴走してきた!

危ない!!

とっさに回避して大事に至らなかった!

若者達 「ふざけんな!!邪魔だぁ!!!どけどけ!!」

一緒停まって2人を睨むが、、、

直ぐに猛スピードで走り去る若者達。

のり「もーう、危ないよ!もう少しで轢かれるところだったのに(●`ε´●)ナンナのあの態度は、もーう。許せない!!ちょっと、みやちゃん、何ボッーとしてんのよ、男ならば言い返してよ!。女の子が危ない目にあったのに平気な顔してんなんて、、、」

みや 「平気な顔をしていたから、奴等は何もしないで逃げていったんだよ、反応したらしたらで逆に絡まれて余計危険だったかもしれないからね。」

のり 「えっ!!?」

みや 「のりちゃんを守る為に平気な顔をしていたんだよ。ひとりのリーダーらしてヤツが俺を睨んできた。その瞬間に全く反応してない俺を見てヤツは恐怖の感じたんじゃないかな?ヤツの仲間は俺に突っかかろうとしたがリーダーは俺を恐れてやめさせた。」

のり 「みやちゃん、私を守る為に、、平気な顔を、、」

みや 「そうだね、あんな奴等に喧嘩を売ったところで相手は5人だよね。勝てる訳ないし、のりちゃんを守れる訳ないからね。ならば反応しない事しかない。、」

のり 「反応しない?」

みや 「そう、ああいう場面では反応しない事。恐れる事も反撃する事も、そういうエネルギーを相手に送らない。エネルギーを送らないで、ただ反応しないで、そっと立っているだけ。、まるで何事もなかったかのように振る舞う事だね。、何故ならば奴等は恐怖に支配されているからだよ。」

のり 「恐怖に支配されている。?!」

みや 「奴等は見えない恐怖に恐れているんだよ。」

のり 「見えない恐怖!?みやちゃんがまた難しい事を言っているね!」

みや 「ごめん難しいかな?そうだなあ~俺には奴等の深層心理が分かる気がするのでね。」

のり 「あんな奴等は人間のクズだよ。あんな奴等の心理が分かる気がするって、みやちゃんも変な事言うよね!」

みや 「俺的には善悪で物事を考えないからね。俺は奴等を認めないけども、否定もしない。例え奴等がバイクで俺達2人を轢いたとしても悪い事だと思わないかな?」

のり 「え~っ!?何それ?みやちゃんおかしいよ!!私が奴等に轢かれてもいいって言いたいの?」

みや 「まぁ。そんな感じかな。」

のり 「もーう、みやちゃんの頭の中身が分からない?」

みや 「そもそも奴等は何故あのような行動をするのかな?」

のり 「そんなのー分からないよ?なんかぁ~世の中に不満があったんじゃないのー!」

みや 「奴等はね。我慢の人生なんだよ。」

のり 「我慢?何言ってのよ、奴等なんて我慢しないでバイク飛ばして暴れているんじゃないのー!!」

みや 「それらは、全て我慢の人生を送ってきた証拠だね。」

のり 「もーう、みやちゃん、さっぱり分からない?」

みや 「我慢は恐怖。。。」

のり 「あっ、なんかぁ~みやちゃん昔、言ってたよね!」

みや 「奴等はやりたい事も好きな事もやらないで我慢だけの人生を送ってきたんだよ。おそらく親や教師にそんな事をやらないで勉強しろって言われてきたんだろー?」

のり 「うーん、確かに、私の小学校時代の男友達は中学校から不良になったけども、小学校の時はサッカー⚽ばかりやってカッコよかった。、そんな事してても現実的にはJリーガーなんてなれないって言われて急に小学校6年の時にサッカー辞めたの!?そして、勉強ばかりしていた。中学校2年かな。だんだん勉強にいつていけなくなって苦しくって言っていた。そんで、夏休みに急に髪を染めて不良になったのよ。。驚いたよ、あんな真面目で優しいのに学校で暴れてばかりいた。それで、、、(;_;)」

みや 「それで、どうしたんだね、のりちゃん?!」

のり 「高校も行かないで暴走族に入って17歳の時に事故って、入院した、病院で再開した時に、俺、ホントはサッカーやりたかったって言っていたよそれから1週間後に、死んだ(;_;)」

みや 「そうだったんだね。、だから、さっきの奴等も同じだよ、奴等も我慢に我慢を重ねてきたんじゃないのかな?」

のり 「そうよね。そう思うとかわいそうな奴等だね。奴等を非難する事もできないよね。」

みや 「我慢は恐怖。奴等は我慢してやりたい事も好きな事もしない人生だった。ある時に、全てに恐怖するようになってきた。そして、それが爆発した。ひとりではとても怖い。怖くて怖くてしょうがない。しょうがないから仲間とつるむようになってきた。仲間といて仲間と一緒に暴れる事でしか恐怖から逃げられない。だから、仲間と奇声をはっている。バイクで事故る恐怖よりも我慢した恐怖が上回るって事かな。」

のり 「だから、我慢するって怖いって言いたいのね!!」

みや 「奴等に言いたいのはね?自分自身の人生だからね。何をやってもいいけど。本当はやりたい事、好きな事があったんじゃないのかね?このまま恐怖から逃れる為だけの人生で死ぬ時に後悔しないのかね?今からでも、やればいいのにね、今直ぐやればいいのにねって思う。。俺みたい善悪で考えない人間もいるけども世間では許せない存在だからね。」

のり 「世間では許せない?どう言う事?」

みや 「そうだね。世間は許させない。。法的手段を取られたらね。そして奴等の人生の結末が俺には予想できるって事かな?」

のり 「えっ!?!?」

続き。。。。

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