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風俗講習の罠その十八

三日前の続きです。

このシリーズを再開します。

のり 「縄文時代ってなんかつまらない感じするよね!!洞窟とかに暮らして食べ物もマンモスとか食べていそうだよね。何もないし遊びもないように思える。テレビもスマホもないのに何を楽しみに生きていたのかな?」

みや 「そうだよね!そう思うよね。現代社会から見れば、かけ離れているよね。どんな暮らしをしているのかさえ想像できないよね!!」

のり 「でも良かったな?私はこの時代に生まれて。それだけで、ある意味幸せかもしれない。そうだよね。そう思えば気持ちも楽になるよね!」

みや 「そうだよね。でも実際はどうかな?のりちゃんも先程までは昼時から公園で酒を飲んで苦しんでいたよね?」

のり 「うん、確かに苦しかったよ!でも、みやちゃんに助けられて嬉しい。いろいろあったけども縄文時代の人達と比べると平和だからね。そう思う事で楽になったよ!!ありがとうm(_ _)mみやちゃん!!」

みや 「それは良かったなよね!ところで、のりちゃんにとっての自由って何かな?」

のり 「自由?えーっとね。何かな。やっぱり、働かないで遊んでばかりいたいよね!誰にも邪魔されずに好きな事をしたいかな?お金もたくさんあれば働かなくてもいいしね。とりあえず、お金かな?お金があれば私は自由になれると思う。、」

みや 「お金があれば自由なんだね。じゃあ、どれだけのお金が必要なのかな?」

のり 「えーっ!!それは出来るだけたくさん、とにかくたくさんお金が欲しい。お金持ちになりたい。お金持ちになって自由が欲しい。」

みや 「そうなんだね!そのお金ってどうするのかな?稼ぐのかな?それとも誰かに頼るのかな?お金持ちと結婚でもするのかな?」

のり 「えーっ。そんな分からないよ。とりあえず風俗の仕事で地味にお金を稼ぐしかないかな?」

みや 「風俗の仕事でどれくらい稼ぐのかな?稼ぐ事ができるのかな?」

のり 「わかんない!そんな事言われても分からない。とにかく風俗の仕事でNo.1になれば、それなりにお金が入るから、そしたら自由になれる。」

みや 「そうなんだね!でも本当にお金があれば自由になり幸せになれるのかね?」

のり 「もーう。わかんない。わかんない?みやちゃんさっきから難しい事を言って私を混乱させないでよ!!」

みや 「ごめんm(_ _;)m混乱させるつもりはないよ。俺的には疑問に思う事から話を始めているだけだよ。」

のり 「疑問に思うって、何も考えられないよ。とにかく、縄文時代の人達よりもマシだから、それで私はいいのよ!」

みや 「そうなんだね。でも、縄文時代の人達の方が自由で幸せだったら、どう思うのかな?」

のり 「そんな事はない。洞窟暮らしなんかよりもマンション暮らし方が安全だし寒い時もエアコンがあるし。とにかく便利便利なのよ。食べ物も充実しているしねえ。マンモスなんて食べている人達が幸せなんて思えないよ。」 

みや 「縄文時代の人達は何もマンモスばかり食べていた訳ではないよ!豊富な食べ物がたくさんあったんだよ。」

のり 「でも、見たもん!!そういう映画見たもん!!」

みや 「あ~、まぁ確かにそういう映画はあるみたいだよね。俺達の世代だと、、、はじめ人間ギャートルズってあったからね!!」

のり 「映画で見たから間違いないもんね!!みやちゃんも見た事あるんでしょう!縄文時代ってああいう生活だもん。あんな生活に自由も幸せもないもんね!」

みや 「まぁ、エンタメって、そんなもんだかね!過去の話なんて、どうにでも書き換える事ができるしね。不自由な所にばかりフォーカスしてね。今で言えばメリットばかり強調してデメリットは説明しないテレビの通販番組みたいなもんだよ。」

のり 「じゃあ、みやちゃんが思う縄文時代って本当は自由なの?」

みや 「自由だね!本当の自由ってのは縄文時代の方があったかな。現代社会は制限されて与えられた自由って感じかな。」

のり 「どういう事?」

みや 「だってね。現代社会ではお金がないと自由になれないって、そもそもおかしくない。お金って制限のある自由だよね。お金を与えられて初めて成立する自由だよね!!」

のり 「うーん🤔よくわかんないけども、お金がないと自由になれないのは確かだし。。。やっぱり制限のある自由なのかな?」

みや 「そうだよね!のりちゃん流石に分かってきたようだね!」

のり 「全然分かってないよ!!」

みや 「お金がないと自由になれないのは、おかしくって疑問に思ってきたんだよね!!」

のり 「うーん🤔そうだけど、、、」

みや 「そう思える事が大切だよ。全てに対して疑問に思う事から初めようかな!」

のり 「その、、その、縄文時代の自由って、どういう事なの? 縄文時代は制限のない自由って言いたいの?」

みや 「うーん、そうだね。あっ、チョコレートパフェがきたようだね!食べてからゆっくり話そうかな。。。」

のり 「わあー。美味しそう!!」

続く。、、。って

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