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二週間ほどお休みします。忘れないでね(笑)

私の幼少期から中学卒業までの、およそ10年を綴ってまいりました。こうやって振り返ってみると10年て速いけど、かなり色んなこともありましたねぇ。昔は「十年一昔」と言われてましたが、確かに10年経てば大きく時代も変わっていきますね。でも今は「三年一昔」って感じかな?

ところで、お正月といえば何が楽しみでした?やっぱりお年玉かな。昭和後期とはうって変わった平成の昨今でも、こんな年齢になっても、やっぱりお正月が近づくとワクワクするし、三が日は何だか楽しいものです。

私は幼い頃からお餅が大好きで、中でもお雑煮が特に大好きでした。「おもち何個食べる~?」これ正月に必ず母や祖母から聞かれるフレーズですよね。私は大抵「8こ~⤴️」とか、かなりたくさん食べてました。あとは、数の子。これは祖母が作った数の子が一番大好きで、未だにこれ以上の数の子に出会ったことがないです。それでも、毎年必ず食べます。

年末は祖父の家の庭で、毎年餅つきしでした。とても大きな蒸籠で餅米を蒸します。これも庭で。その蒸したての餅米を横からつまみ食いするのですが、これまた旨い!その熱々の餅米を手際よく臼に移し、その後は息の合った祖父と祖母のエンターテイメントが始まります。ペッタンほい、ペッタンほい。見てるだけでも楽しいのですが、やはりそこはほれ、子供の私。何度か参加いたします。
暗い子供時代を送っている最中もあり、「ずーっとお爺ちゃんとこでお正月やったらなぁ…」と毎年思ってましたね。なんかこの雰囲気というか空気感が守られている感じがして…。

そうそう、「小正月」てのありました?地域によって日や行事の内容が違うみたいですけど。
私の地元は確か1月15日に「とんど」という、竹で作った塔のようなものを燃やし、そこにガチガチになった鏡餅や前年の破魔矢などを放り込んで焼く催事でした。鏡餅は放り込む前に適当に砕くのですが、この焼きたてを予め用意しておいた小豆汁に入れて食べるのです。そう、ぜんざいですね。寒い夜に、地区のみんなが集まって、寒い中食べるぜんざいは、なんだか不思議な感じで、楽しかったのを覚えています。

私が子供の頃はイベントが限られていました。今なら大なり小なり、あらゆるイベントが日本各地で行われていて、またネットですぐ情報も仕入れられます。
当時は、正月・とんど・2月の近所の神社での餅投げ・盆踊り・秋祭り・クリスマス…あ、誕生日パーティー。私の場合これくらいですかね。
食べ物にしても、ステーキなんてものが食卓にあがるなんて2年に一度くらいかな。それも薄いやつ。(笑) 今でこそ、そこらのスーパーで豚のロースとかわんさか売ってますが、当時は「トンテキ」といって、ステーキの代わりに豚を焼いたモノが凄い贅沢でした。なので、すき焼きなんか出た日にゃあエラいテンションですよ。

現在は、当時ご馳走と言われていた食べ物、いや、それ以上のものがいつでもどこでも食べられます。正月やクリスマスはまだそれでも別格かもしれませんが、それでも、同じくらいの興奮や楽しみを、これまたいつでもどこでも手軽に体験できます。
昔は「たまに」出来ることで、普段質素だからこその楽しみがありました。人間とは欲深いもので、当時は「毎日エエもん食べたいなぁ」「もっと便利やったらなぁ」とかなんとか言ってたくせに、そうなったらなったで「昔は良かった」とか訳の分からんことを言い出しますよね。
いつの時代も、今を楽しめる人が幸せなんだろうなぁと思います。

次回から、高校偏に突入ですが、これまでとは全く違う展開の学生生活になります。あれだけ嫌だと思っていた高校生活が、まさに「学園天国」的なものになるとは…。
まあ、そら嫌なこともありましたけど、総体的には楽しい三年間でしたね。

お金無くても、父親いなくても、なんの特技も無くても楽しいことってあるんやなぁ。そんなことを感じさせてくれた仲間達と出会います。
また、「やればできる!」の経験もさせてもらいました。ちょっと中途半端でしたが(汗)

でも、母親には嫌な思いをさせてしまったこともありました。

中学生まではあまり楽しい人生ではありませんでした。高校時代は凄く楽しかった。
いま、私には三人の息子がいますが、これらの経験が大変役に立っています。イジメなどの経験は必要ないと思ってますが、経験してしまったものは仕方ない。これを無駄にせず人生に活かしたほうがいいですからね。
良いことも悪いことも、全て子供達の為に巧く反映させていきたいと思ってます。今のところ子供の幸せが私の幸せでもあるのでね。

年の瀬も差し迫ってまいりました。今年は久しぶりにお節を自作することにしました。息子達と協力し仕上げていきます。
大掃除や年賀状、クリスマスパーティーなどなど、その他いろいろやること満載ということで、今年は一旦noteをお休みします。
年明けからはマイペースでアップしてまいります。

実は、今年は私にとって非常に大変な一年でした。自業自得ではありましたが、それにしてもしんどかったです。でも、だからこそ大きく成長も出来ました。
皆様におかれましても、良かった悪かったと、様々な一年だったと察します。
来年は、新元号、干支で言えば亥で締めの歳。こういう見方をすれば、始まりの年であり締めの年でもあります。
人それぞれの視点で世界は違いますね。

皆様、良い年をお迎えくださいませ。大したことはしなくても結構です。なんとなくでも結構です。自分なりに良い年をお迎えください。そして、自分のために、大切な人のために時間と知恵とエネルギーを使ってください。

それでは、また来年!ごきげんよう!


I wish you a merry christmas and happy new year…

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