ポケモンカード公式がその実力を認めた4人のプレイヤー、ポケカ四天王。
競技シーンとしての大会に参加しながら、公式公認のプレイヤーとして様々な場でポケモンカードの魅力を伝える活動をしている。
今回はその中の1人であるイシヤマリョウタ選手にインタビューを行った。

──お久しぶりです。そして第6期ポケカ四天王の就任、おめでとうございます。

イシヤマリョウタ(以下イシヤマ)：ありがとうございます。

──第4期、第5期に続いて3期目の就任となりますが、まずは今のお気持ちをお聞かせいただけますでしょうか。

イシヤマ：今はホッとしていますね。ずっと頭の中に決定戦がある状態が続いていたので……

──決定戦では環境を読んだ独自のデッキ、そして卓越したプレイングスキルで見事2連勝。各種SNSでも非常に応援の声が多かったかと思います。

イシヤマ：そう言われると恥ずかしいですね。でも頑張ってきたことをやっと少し返せたかなという気持ちです。

──前回インタビューさせていただいた際は他の四天王とのギャップやご自身の見られ方について、少し後ろ向きなお気持ちだったかと記憶しております。3期目の就任となりますが、心境の変化などはございますか。

イシヤマ：そうですね。就任したての頃に比べると自信もついてきたと思います。任期中に世界大会での入賞や環境の変化など色々なこともあったので。

イシヤマ：“四天王の中で1番後輩”っていうキャラは使えなくなりましたし、これからは四天王を引っ張っていくぐらいの気持ちで活動出来ればと考えてます。

──何か具体的に取り組みたい活動などはございますか。

イシヤマ：まずは大会で結果を残せるように1年間頑張りたいと思います。
今シーズンはまだ世界大会の権利も獲得できていないので、国内の大会で結果を残して、世界で戦う姿を見せられればなと。

イシヤマ：あとは僕だけの力ではどうにもならないんですが、ポケカ四天王に挑戦というイベントは今期も実現したいですね。

イシヤマ：子供好きということもあるんですが、実際に対戦した子が大会で結果を残していると自分の事のように嬉しいんですよね。会場で「あの時対戦できたおかげで今日は頑張れました」という形で声をかけてもらえることもあったりと。

──決定戦当日の公式インタビューでも「子供たちの憧れになれるように」という発言もございましたね

イシヤマ：ポケカ四天王って別に職業でもなんでもないんですよ。それでもスポーツ選手やテレビに出てる方のように、目指してもらえるというのは凄いことだと思ってます。だからこそやりがいも生まれるというか。

──子供たちに夢を与えられる、素晴らしい活動ですよね。

今は難しいですけど、それこそ今の子供達が大きくなった時に、ポケモンカード中心の生活が選択肢に入るような、そういう環境を作っていければと思ってます。

──イシヤマ選手は同じく第6期ポケカ四天王に就任されたシマダ選手と共にYouTuberとしても活動されていますよね。
先程の発言も踏まえて、なにか変化はありそうですか。

イシヤマ：基本的な活動は変わらないと思います。引き続きカードの紹介や大会への参加レポートなどが中心になるかと。YouTubeに関してはシマダさんが引っ張ってくれているので僕はサポートできるように今後も頑張ります。

──役割としては演者という形になるんでしょうか。

イシヤマ：演者7割、編集3割ってバランスですかね。最近は編集も頑張ってますがポケカ四天王として露出できているうちは演者として力をつけていきたいと思ってます。

──個人のチャンネルもあるとお聞きしたんですがそちらの方で何か活動する予定はありますか？

イシヤマ：それは特に無いですね(笑) 基本的にはサーニーゴchを大きくしていきたいという気持ちが強いので自分のチャンネルは趣味のような形で使っています。ただ要望も多いのでちょくちょく配信などはしていければと思ってます。

──イシヤマ選手はYouTube活動やSNS等でもそのキャラクターが愛されているという部分があるかと思います。なにか意識されていることなどはあるのでしょうか。

イシヤマ：意識しているっていうとわざとやってるみたいじゃないですか(笑)
でも実際にそういう活動が大会時の応援の声に繋がっているとしたらありがたいことですけどね。

イシヤマ：今後も親しみやすい、皆様に愛される四天王を目指していきますので何卒応援のほどよろしくお願いします。

──そろそろお時間になりますが、改めてお伝えしたいことはございますか。 

イシヤマ：結局エヴォリューションリザードンって先攻と後攻どっちが強いんでしょう？知ってる方いれば教えてください。

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ポケカ四天王として、また一段 “進化” を遂げたイシヤマ選手。
今後の活躍に期待しています。

〈取材・撮影・文 / みやしし〉

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