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非常勤講師の面接でやってきた老害先生

今、私の職場で非常勤講師の採用を行っています。
非常勤講師なので、高校定年退職した方が主な応募者になります。
通信制高校や学習塾、社会人向けの講座などで教壇に立っている方が多く、高校教員免許の威力を実感しています。

ですが、非常勤講師と言っても、一応採用面接です。
最低限のルールやマナーを遵守した形で来ていただきたいのですが、全く無視してやってくる方が多く、絶望すら感じます。
高校生に対して教壇に立っていただく方を探しているので、科目指導だけやっていればいいという訳ではありません。
その方の考え方や言動も重要ですが、そこを理解していない方、多いです。
これが老害ということなんですね。

履歴書はコピーで持ってきますが、思いっきり曲がったものを持ってきます
写真も数年前のものだと分かるような写真です
履歴書の書き方も適当です
エクセルやWordはできるといいつつも、履歴書の書式がでたらめです
履歴書はしわしわ、折れ線ばかり
面接のために応接室に通しても、足組んで座っています
入室しても立つことなく、座ったままです

先生の役割として授業を行っていただくことは間違えないのですが、
授業を行う前の人間性だったり、仕事に対する姿勢も大切です
生徒はその人なりを敏感に察知します
曲がったコピーの履歴書を使いまわす常識のない方に
授業をお願いすることはできないのです

応募の理由に、今非常勤で勤めている学校が契約終了になったと聞きました
学校側からすると正解です、老害だと気が付いたんだと思います
それは私でも分かります
そのような方に来ていただくことはできません
老害は自分が老害だと感じていないと言いますが、正にそのような方でした
老害を教育という場で延命させてはいけませんね
生徒に悪い影響しかないです
老害は別の場所でご活躍いただきましょう

そして今日、70歳の方がいらっしゃいました
老害は年齢ではないですね、老害という生き方や価値観の問題ですね
気持ちの問題ではありませんが、老害かもしれないという危機感を
忘れてはいけない、51歳はそんな年齢かもしれません。


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