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#043_フィールドレコーディングについてまとめて答えてみる

どうも、おじさんです。フィールドレコーディングについて相談が来ていたので、2つまとめて答えてみます〜

こんにちは、はじめまして。いつも心地よい音楽ありがとうございます。
トーンアフタートーンのアルバムで知って好きになりましたが、最近のLOGシリーズもとても好きです。100曲のプレイリストが出てとっても嬉しく、ヨガをする時、本を読む時などに聴いています。

ひとつ質問があります。環境音などをとる時に手軽に録音できる機材はありますか?
うたを歌うのが好きで、録音したりすることもあるのですが、散歩をしている時や、雨がザーッと降った時の、ふとした瞬間の"いい音"を残しておきたいな、と思うことがあります。iPhoneのマイクだと、風がすごく入ってしまいます。だからといって、マイクやインターフェースなどの録音機材をいつも持ち歩ける訳では無いのでどうしたらいいかな〜と考えていました。

もし、使っている機材でおすすめがあれば教えて頂きたいです。よろしくお願いいたします。

おすすめというわけでもないけれど、僕の使ってるやつをあげておきます

どうも、おじさんです。最近のも聴いてくれてありがとう〜ヨガにも本にも、便利に使ってもらえてうれしい。

ふとした瞬間のいい音、残すの楽しいよねえ。まあでも外の録音は風は一番の大敵で。結論から言ってしまうと、風がすごい強いときは諦めてるかなあ。でも風除けをつけたりしてやってるので、せっかくなので答えてみます。

こだわれば色々あるんだけど、僕も常に持ち歩きたいから、手軽なもので録ってるよ。

今メインで使っているレコーダーはこれです。僕は単品で買ったけど公式サイトはバリューパックというおまけ付きのやつしかなかった。サイズはうまい棒の一回り大きいくらい。軽いのでミニ三脚くっつけて大体リュックに入れてます。

風よけにウインドジャマー(ウインドスクリーンとも言う?)というものをオプションでつけて使っている。スポンジのものよりモジャモジャのほうがやっぱり風よけ性能はありそうな気がする。たぶん。それでもあまりに風が強いと無理かなあ。

あとiPhoneにくっつけるマイクというのがあって、少し前まではこれを使ってた。音はいいけど、iPhoneケースを毎回外さないと付けられなかったりして、今は予備用として持ってる。サイズは専用ケースに入れて大きめのいなり寿司くらいのサイズ。マイク自体はかなり小さい。

iPhoneじゃない人はこちらなのかな。iPhoneの人もこっちのほうが聴きながら録れたり便利かも。

MV88は専用ソフトで録ります。ソフトがインストールできるかどうかとかあるので、買う場合は調べて買ってね。

MV88用のウインドジャマーも使ってみたけど、モジャモジャ具合が頼りないのとジャマーをつけると専用ケースに入らなくなって面倒くさくて、それもあって結局僕はH1nに乗り換えたよ。

H1nもMV88も、iPhoneのボイスメモと比べるとやっぱり音はいいです。マイクもレコーダーも上を見ればきりがないけど、僕はこの辺で十分かなあ。歌とかギターとかも結構いい音で録れるから、あんまりこだわらなければレコーディングまでできちゃったりするよ。

僕は主にこの2つしか使わないけど、どちらも割と手軽な方かな。他にも楽器を直接繋げられたり、マイクを色々取り替えられるやつとか、色んなメーカーから色々出てるので、好みでどうぞ〜

相談もうひとつ。

フィールドレコーディングや写真の撮影など、外で何かを記録する行為をしていると不審者にみられるんじゃないかと不安になってきて、腰を落ち着けて記録できません。

宮内さんは外での素材集めのときに心がけていることなどありますか?挙動不審の部分もお聞きしたいですが、外でこれはいけるなと確信を持つまで素材を集めますか?それとも色々と撮ってみて帰って集めてきたものをみて音楽のアイディアを見つけていきますか?

不審者のつもりで(笑)、あんまり気張りすぎないように

どうも、おじさんです。これ、すごいわかる〜。実際、不審者だからね。知らない人が見たら怪しいとは思う。その辺は謙虚に自覚した方がいいよ。笑 YACHIMATAシリーズで毎回近所の田んぼで音を録っていたころは近所のお年寄りに不思議がられていたらしいと後で聞いたよ(トラブルはなかったよ)。

自然の音を録りたいときは基本的には誰もいないところを選んで録ることが多いけど、人がいるところとかで怪しまれるかなあと思ったときは自分から挨拶してみてるよ(話したがりのお年寄りに遭遇して15分おばあちゃんとの会話をハイレゾで録音したことがある。)。あとはカメラを構えて、風景の撮影に集中してますから!みたいな雰囲気を醸し出したりするときもあるよ。

まあ僕がLOGというシリーズで使っているのは短いループだったりもして。数十秒、気に入った音とか雰囲気が録れたら良しとしているかな。微妙なときはもちろん場所を変えたりして何テイクか録るし、やっぱり諦める、みたいなこともよくあるかな。

いいの録れた〜と思って帰ったらあんまり良くなくてやっぱりやめようもあるし。そんなに良くないけど、LOGに関してはあくまで記録だからと思ってそのまま作ることもあるかなあ。それはそれでリアルでしょう、ということで。

意外と楽なのは友達と2人で行ってみると全然気が楽だよ。なんかね、マイク置いたり、写真撮ったりの怪しい行動に不思議とどこか必然性が出てくるよ。2人がおすすめかなあ。逆に3人以上だと、他の2人に喋らないでとか気を使わせてごめんねという気持ちで、逆に集中できないということもあるよ。

まあ自然のことだから思うようにいかなくて普通だから。基本的には釣りみたいなもんだと思って。いいのが録れたらラッキーくらいで考えているよ〜。

※おじさんに相談してみようかなと思った方はこちらから。
https://miyauchiyuri.com/ojisan