製薬会社社員がパラレルキャリアから起業した理由④。出口戦略をもっているか?
こんにちは。宮崎です。
今回は、自分がパラレルキャリアを選択した理由について書きたいと思います。
自己紹介でも書きましたが、公務員の家庭に生まれ、やりたいことも夢もないから進学校に行き、大学の専攻の流れで製薬会社へ就職したという経歴を持つ私の中で、「転職」すら全く考えていませんでした。
そんなわたしが、社会人5年目に決意し、いまでいうパラレルキャリアを経て起業した理由を振り返ってみたいと思います。
読書からの学び
親が2人とも公務員で、親戚も公務員や大企業で働く人が多い環境で育ち、
という常識のもとで育ったわたしにとって、当時「起業」という選択肢は全くありませんでした。
安定した製薬業界にせっかく入社したので、この業界でキャリアアップを考えていました!目の前の仕事を3年間ひたすら頑張ってきて、やりがいを感じていましたし、尊敬する上司や先輩もいました。
しかし、10年後も同じ働き方ができるのか?という不安がありました。
その時に読んだ、1冊の本が自分の疑問をさらに確信させる決定打となりました。
スペシャリストを上り詰めた先、その分野以外では世の中に通用しない可能性が高い。もし、自分の身にも同じことが起こったら、取り返しがつかない。
なんともネガティブな気づきでしたが、今の延長ではそのリスクを回避するのは無理と感じました。自分から仕事を辞めるつもりもなかったですが、状況的に辞めざるを得なくなった場合の保険が「0」であることは明白で、どうしたものかと考えを巡らせました。
努力の方向性
同時に気づいたことは、
今の頑張りがどこにつながっているのか、自分で把握していない
ということでした。
そこを考えず、見て見ぬふりをしてきた結果、「なんのために走っているか」が見えなくなっていました。
目的が大事。
「何かに取り組むときは、出口から逆算する」
この出口が明確だと、プロセスが自ずときまります。
あなたの努力はどこにむかっていますか??
「頑張りたいのは人間当たり前。はるかちゃんは努力できる人であることはわかった。だからこそ、大事なのは努力の方向性だよ。」
当時、経営の師に言われたひとことは、今もずっと残っています。
どこでも頑張れる自分の努力は、自分の未来をよくする方向に使いたい。
そう思って、その先の選択肢を知るところからスタートしたことを覚えています。
そのときの自分の選択は本当によかった♪
次に続きます。
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