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37 日向坂から学んだこと。

私はアイドルがあまり好きではなかった。
好きではないってよりも得意ではなかった。
自分とは正反対の位置にいると思うからだ。
様々な理由があるが一番に思うのは歌番組等で見るとキラキラしているからだ。
アイドルだから当たり前の事かもしれないが、
それが何よりも自分とは生まれてくる星の下が違うと感じていた。

その点芸人さんは逆で大好きだ。
自虐ネタや泥に塗れながらも体を張り、笑いをとっていく姿。キラキラしたステージには立っていないが、そちらの方が何よりも面白いし、格好いいと思っている。

そんな私だったが最近は日向坂46に興味を惹かれ始めている。まだまだファンというにはにわかだがメンバー全員の名前が言えるくらいにはなった。
それはもう惹かれ始めてるのではなく惹かれているのか。笑

始まりはオードリーだ。
昨年度から本格的にオードリーにはまり彼らが司会をやっている番組をとにかく見始めている。
その中の一つに「日向坂で会いましょう」という番組があった。

初めは見るのに抵抗感が少しあった。
バラエティのアイドルはあまり前向きではないと
思い込みがあったからだ。

だが番組を見ると…
あ、こんなにもアイドルって面白いんだと。
そして一生懸命なんだなと。そう思った。

番組を通して見ると彼女達はとにかく一生懸命だ。

よくよく考えると会社の中ですら自分の意見を言えないのに対して、彼女達はTVの前でハキハキと物事を伝えていくし、アイドル番組なのに大喜利企画とかもあるがそれも凄い答えを出していく。ウジウジ考える自分より断然カッコいいではないか。
そして単純に凄いなと思うようになってきた。

イメージとは真逆の姿をテレビを通して感じるようになった。

でもそんな彼女達もはじめからそうだったわけではなかったらしい。

メンバー出演のあちこちオードリーでは、とにかく初めの頃はすごく泣いていたと若林さんが話していた。輝く舞台の裏には色々な悩み等がある事を知っていく。

まだまだにわかの為そこにどんな悩みがあったとかまでは詳しく知らないが、
一期生立てこもり事件や。
キャプテンの叱咤激励と大きな事を知っているが。

それを知ると、はじめに書いたがただ輝いていると思っていた歌番組等も色々な壁を越えてそこに立っているのだと。

それを知ると見方が変わる。輝きが圧倒的にまし、もちろん可愛いもあるが芸人さんと同じよう格好いいとも思う様にもなってきた。
芸人さんが初めからそう感じていたのは少なからずアイドルよりも裏を知っていたからだと今では思う。(ラジオや番組を通してからしか得れない情報の中でだが)

そんな中で渡邉美穂がグループ卒業することになった。

そのニュースを見た時に結構寂しく感じている自分に驚いた。あれ、俺結構好きじゃん日向坂。と。

これは完璧初めに抱いていた思いと変わっていたことにきづいた。

そう思い込みが変わったっと分かった瞬間だった。

今ではいつかライブに行きたいと思うぐらいになっている。

思い込みで勝手決めつける事は良くない事だと学ばさせてもらった。今まで出会ってきてあまり良い印象を持ってない人も物事も駄目だと決めつけるのではなく、一度知ろうとする事で実は良い人あったり物事かもしれない。
それに気づかないまま過ごしていくのはあまりにも勿体無いなと感じた。

日向坂46のおかげでその事を学ばさしてもらった。

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