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マジバコに行け

そんなことを伝えるために、いつもならここがこう面白かったとか、こういうところがいいからぜひ!みたいに言葉を選んで、言葉を尽くすのでしょう。

しかし、しかしである。例えば『カメラを止めるな!』

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僕は見る前にTwitterとかで「何を言ってもネタバレになる。だから、何も言えないけど面白いから見て!」みたいなツイートを見て、行くことになるのだけれど、映画を見て初めて「何を言ってもネタバレになる」自体がネタバレといいうか、オチを予測させてしまうということを知るのでした。

例えば『パラサイト』

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僕は見る前にSNSで「面白かった!」という言葉だけを見て見に行きました。そして、そのジェットコースターみたいな予測不可能な展開が、最高に面白くて、最高に好きでした。

でも、少しでもサスペンスとかスリラー要素があるとか、公式ページにある「ネタバレ厳禁!100%予測できない展開に全ての感情が揺さぶられる、超一級エンターテインメント作品!」という言葉を聞いてしまっていたら、もう少し違った感想を持ってしまっていたと思うのです。

情報を入れず、飛び込んでみること。それは、エンタメを楽しむ最高のスパイスの1つなのかもしれない(まあ時には時間とお金のムダになってしまうものに出逢ってしまうこともあるけれど)

知らないということは知る楽しみがあるということ
知らせたということは知る楽しみを奪うということ

だから何も言わない。ただ伝えられるのは、マジバコに行けということだけなのです。

というわけで、もし、マジバコに行ってみたくなったら、主催者の方のTwitterをチェケラ。(次はいつあるかわからないし、謎解きが苦手な人は要検討だけど)




いや、ただ「めっちゃ面白かった!!!!!!!」だけでええんちゃうの?という気持ちもあるのだけれど、でも、そんな一行で終えたくなかったコンテンツなのでした。

現場からは以上です。