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写真を仕事にしようと思ったキッカケ。

あれ、書いてると思ったら書いてなかった。

今まで「これやってみたら」って勧められたモノをやってきた私。

写真だけは自分から興味を持って子供の頃から写真を撮っていた。

本格的なカメラを触り始めたのはJKの時だけど

それまではレンズ付きフイルムの写ルンですとか(カメラじゃないのよ

110のフィルムを使う小さいトイカメラだとか

APSフイルムのカメラとか。


写真を仕事にしようと思ったのは私がJKの時


祖母がアルツハイマーになった。

アルツハイマーという言葉が世にで始めた頃で

まだまだみんな馴染みはなくて身近になった

当事者はテンヤワンヤだった。

祖母の症状が進行し、引越しせねばという時に

周りの大人は片付けだとかで大忙しだった。

その頃私は何をどうしたらいいか解らず、祖母の隣に座っていた。

小さい白い紙の箱が祖母の近くにあり、おもむろにフタを開けると

昔の写真が出てきた。それを見た祖母は写っている人たちの

名前を覚えていた。何故そこに写っているかは覚えていなかったけど。

隣にいる、私の名前はあやふやになっていたけど

過去の写真で名前を思い出している祖母をみて

写真を残す事によりその人の記憶のお手伝いが出来るのかも、と思った。

その時、「あっ、写真を仕事にしよう。」と

思った事を今も鮮明に覚えている。


そして写真は生きた証を残す事にもなる。

ロックなお兄様お姉さま方が集まる飲み会に年に数回お呼ばれする。

親ほど年が離れているけど、誰も私を子供扱いしない。

ジェネレーションギャップで当時の話が全然解らないこともあるけど

みんなが楽しそうに当時の話をしている様子を見るのが私は大好き。

その集まりで知り合った方が今年の5月に永眠された。

その方とご友人たちが楽しそうに自撮りをしている写真が出てきたので

一緒に写っている人たちに写真を送った。

残された人の中で勿論その人の記憶は残っているけど

写真を見る事により鮮明にその人を思い出せるお手伝いができれば、と。


天職かどうかは解らないけど、やりたいと思って

今まで続いているのできっと私は一生フォトグラファーなんだと思う。


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