1991年生まれ32歳が今、思うこと 

生まれた時代と地域

1991年生まれ。

バブル崩壊が始まった年に生まれた、いわゆるゆとり世代だ。

小学校低学年の頃は、土曜日半ドン授業があり、
昼は家で吉本新喜劇を見ながら、ラーメンやチャーハンを食べた。

生まれたのは広島県福山市。
数十年前に切り開かれた住宅街の一角で、近くには森や公園が多く、いろんな虫もいた。

最寄り駅までは山を一つ越えなければならず、
交通手段は基本は自転車、ごくごく稀に駅前まで出かけるときだけバスを使った。

小学生の頃は虫が好きで、セミやトカゲをよく捕まえていた。

ソフトボールにハマった小学生時代

次第にソフトボールにのめり込むようになり、
一人で延々と壁当てをしていた。

公園の壁面には凹凸があり、
そこにボールを強く投げると、
ランダムにいろんな方向へボールが飛んだ。

時にはフライ、時にはゴロ、時にはライナー。

それを捕っては投げ、捕っては投げ、、、

さながら、「一人千本ノック」のようなものだ。

それを繰り返す日々は楽しかった。

兄は2人いたが、すぐに喧嘩して殴られたり、
ゲームをやっても自分は下手なので見てる専門。
ふと思い出す幼少期の思い出は、
一人で素振りしたり、炎天下で壁当てしたり、という風景だ。

青春時代に触れた文化

コロコロコミックも読んだし、
兄が買ってきた週刊少年ジャンプの「I’s」を読んだ時は、
それまでに感じたことのない感情の芽生えも覚えた。

ゲームボーイの「ポケットモンスター緑」は100周くらいやったと思う。
サンドパン、カブトプス、エレブーあたりが好きだった。

中学時代は、オレンジレンジと湘南乃風、レミオロメンやケツメイシのさくら。
ウォーターボーイズ、加藤ローサ、榮倉奈々、nobodyknows+

友達から借りて読んだ「スラムダンク」で感動し、
夜には中学校の校庭に忍び込み、
暗くて見えづらいリングに向けてフリースローの練習をした。

高校。

いきものがかりやファンキーモンキーベイビーズ、Greeen。
個人的にはガガガSPにどハマり。青春パンクロック。

試験期間は部活もなく、昼までで帰れたから
カラオケで6時間フリータイムとかをやっていた。

大学。

酒、飲み会、バイト、サークル。
農業ボランティアに行ったり、ギターを練習したりもした。

卒業論文は
「時代の変遷における『働くことの意義』」

古代ギリシャ時代まで遡って、「労働観」の変化について書いた。

この頃から、
・終身雇用はもう終わる
・会社の平均寿命は10年
みたいなのが言われ出したように思う。

2012〜13年。
リーマンショックから4〜5年のころが、就活時期だった。

社会人を振り返る

いい会社で働かせてもらったと思う。

若いうちから部下育成や
社内の組織を円滑に回すためのルール作り、仕組みづくりにも携わった。

営業、マネジメント、マーケティング。

社内でだれに聞いていいかわからない時は苦労したが、
ビジネス本を読んで実践し始めてからは、
「こんなに自由にやらせてもらえる環境はない!」
と楽しくなった。

そして、今。

心理的安全性ではなく、キャリア安全性が叫ばれる時代になったとの分析がある。

「どこでも通用するスキル」
を身につけることこそ、安心材料。

参考動画はこちら

私はZ世代ではないが、よくわかる話。

「人生100年時代」と
「終身雇用の崩壊」の2つのメッセージを、20代で同時に受け取った世代。

少子高齢化や、円安、「安いニッポン」論、格差の広がりなどの話題。

まだまだ長く生きなきゃならんのに、
あまり明るい兆しはないような、、。

勝手に、誰かが明るくはしてくれない時代

だから、勝手に、自分が楽しいと思うことをやる。

自分にとってはそれが
・和服を着て、街を歩くこと だったり
・情報を集めて起業してみること だったり
・それを発信すること だったり
・そして、いろんな人に出逢うこと
 なのかなと思う。

RPGのように、楽しみたい

32歳だから、100歳まではあとおおよそ70年。

長いようで、多分短い。

そして、あまり先のことを考えすぎても、
不確定要素が多すぎるから、
向こう3年くらいを意識して計画をたて、
全力を尽くす、というのがいい気がする。

それができたら、また次の3年。

時代の変化が早いから、
随時、前提条件を見直しながら舵を切っていこうと思う。

大事なのは、
いきなり一気にゴールを目指さないこと。

一つ一つ着実に、できることを増やすこと。

その意味では、
創業するって未知のことが多くて楽しい。

RPGみたいに、
次から次へ、いろんなボスが出てくる感覚。

新たな街で、
住民やお店の人に話を聞いて、情報を集め、
ヒントを探して、攻略していく。

今はその感覚が楽しい。

この気持ちを大事にしたい。


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