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ネイリストから経営者への転身:情熱と行動力

清水美結です。

開業当時、私は単なるネイリストだったと振り返ります。サロンの現場でお客様に施術を行い、同時に店舗運営を担当し、一日中忙しく働いていました。

そんなある日、有名企業の社長と出会いました。その方のアドバイスが私にとって大きな意味を持つことになりました。彼は言いました。

それは「職人として講師資格やコンテスト優勝者になるまでの道のりは申し分がない。しかしサロンワークは大切だが、経営者としての視点がもっと必要だ。」その言葉が私の中で響き、私は自分自身を振り返りました。

私は店長のように、お客様の対応、予約管理、スタッフへの指示、清掃、広告、SNS投稿、さらには資金繰りや人事管理、経理業務、、などなど、多岐にわたる業務をこなしていました。朝から夜遅くまで働き、休みの日も滅多にありませんでした。

そんな時に私の目の前に成功した経営者が現れました。

有名な飲食店を展開し、国内外で成功を収めていた彼との出会いは、私の人生に大きな転機をもたらしました。

彼は私の情熱と行動力を認め、「一緒に全国展開をしよう」と誘ってくれました。

しかし、彼からの忠告もありました。「大きな経営者になるなら、社長業に専念せよ。職人としての活動は今すぐ辞めろ。」と言われました。

私は有名企業のノウハウを学び、成功に近づく道を短縮する事も出来たと思いましたが、自分自身の夢を追求し、独自のビジョンを実現するために、その誘いを断り私は自分の道を選びました。

その後、私は現場から離れ、社長としての勉強について日々模索し積み重ねました。そして、6年連続で売上を伸ばし、「6期連続黒字売上伸び率201%」という成績を達成する事ができました。(2022年9月期と2017年9月期比較)

私の成長の影には「職人は今すぐ辞めて社長業に徹しろ」という一言が私の人生を大きく変えてくれたおかげで成し得たことと思います。

私の信念は、「知らない世界で成功はない」という事でした。ネイリストとしての役割に留まらず、より広い視野を持ち、講師の資格取得やコンテストでの優勝を目指し、特定の目標に向かって集中し、努力を重ねてきました。これらの経験は、私がこれまで構築してきた堅固な土台の上に成り立ち、今後の活動においても私の大きな支えとなるでしょう。

経営は常に安定的なものではありません。挑戦や困難も待ち受けています。しかし、私は冷静に対処し、問題を解決する自信と精神力は鍛えられました。

経営は挑戦の連続です。それには、常に新たな可能性を追求し、未来を見据える視点が不可欠だと思っています。

中小企業庁のデータによれば、会社の存続率は、設立して3年で65%、10年で6.3%、20年で0.39%、30年経つと0.025%といわれています。つまり、創業からわずか10年の間に9割近くの会社が廃業するということです。創業から30年も経つと、99%を超える会社が存続できていないことになります。

これらは、経営者が日々直面する強いストレスと困難の現れでもあります。

また偉業を成し遂げるためには、
体力や精神力を保つ行動も見つけて実行し続ける
ことも重要だと思っています。

これからも、私は学び続け、謙虚さを忘れずに、日々努力し続けます。

皆様も、自分の夢に向かって情熱を注ぎ、行動を起こしましょう。私たちの結果は、情熱と行動力から生まれます。一緒にこの道を歩み、共に成長しましょう。

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