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ファンを集めたいと思ったら、ファンになるのが良い。

2020年note書き初め。あけましておめでとうございます。
去年は1年連続投稿を目標に夏ごろまで毎日「いえづくりレシピ」を書いていましたが、今年は少し気楽に思うことや日々の仕事についてnoteに書いていきたいと思います。今年もよろしくお願いします。

もうね、いえづくりの仕事のことを書こうにも新年にこの出来事を省いて書くわけにはいかないのですよ。

「ヴィッセル神戸、令和初、新国立競技場初の天皇杯優勝!!!」

もちろん現地観戦してきました。最高の瞬間を仲間たちと分かち合ってきました。

天皇杯のレポートはまとめてブログに書きました。結構サポーターの皆さんに読んでもらっていて恐縮です。

ここ数年ヴィッセルファンは大きな山あり、大きな谷ありで、喜び以上に心折れることもたくさんありました。だからこそ、この天皇杯優勝は皆の喜びだったのだと感じています。

今までの神戸と変わってしまったと、スタジアムから離れていった方も知っています。それもこの激動には仕方のないことなのかもしれません。
でも、私はヴィッセル神戸のチャレンジと、トライアンドエラーの繰り返しが面白いと思っていました。

ファンになったから気づいたこと

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自分も少なからずWEBだけで集客して仕事をしている立場。去年はみゆう設計室のホームページを見直ししたこともあって、誰を対象に、何ができるのか、ということをかなり考えました。だからこそ、ファンである立場が活きたような気がします。

ヴィッセル神戸のファンになってから気づかされたこと。

・すべての人を満足させることはできない
・自分の目指すものに共感してくれるファンを集める
・ファンは力になる
・失敗は成功へのチカラとなる


すべての人を満足させることはできない

ファンの規模が大きければ大きいほど全ての要望には応えられないし、全ての人を満足させられることはないし、全てのファンの声に耳を傾ける必要はないのだと気づきました。

そこです。気づいたところ。

正直、ファンであることなんていつ辞めてもいいのです。それは一生の忠誠を誓うものでもなく、失望すればファンを辞めればいい。

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昔は良かった

ということも、何が良かったのかを精査する必要はありますよね。それが今の時代に合わなければ今の時代に合わせる必要はありますし、昔と同じように手間暇をかけて人の手で対応することにも限界はあります。

もちろんファンの声は大事。
でもファンの声が絶対ではないし、活かすべき声を精査することが大事なのでしょうね。

自分の目指すものに共感してくれるファンを集める

ファンである自分から見ても辟易する「ファンの不平不満」はあります。改善すべきこともありますが、今できることとできないことはあるはず。意見は伝え続けて良いと思うけれど、今すぐ対応しろ、というのは違うかなー。

実は1年ほどInstagramを毎日更新してた時があるのですが、目的を明確にせずにとりあえずフォロワーを増やしてみよう、と取り組んでみたところ、仕事にはならず手間だけがかかる問い合わせが増えてしまいました。

これはダメだなーと思いました。

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もともとみゆう設計室はホームページを読み込んで依頼をしてくれるお客さまばかりだったので、本当にお客さまとは良い関係をもって仕事をさせてもらっています。これってとても幸せなことなんですよね。だれでもいいからたくさんファンを集めるのではなく、目指すものに共感してくれるファンを集めなければいけないと痛感しました。

ヴィッセル神戸もここ数年、FCバルセロナとも関わりをもって自分たちの「戦い方」を定めつつあります。この「目指すもの」に共感できるファンが残っていくのかなと思っています。実際はかなり増えてますね!

ファンは力になる

元旦の天皇杯決勝の際に、スカイマークが神戸羽田間にゴーゴーイレブン(5511便)ヴィッセルジェット臨時便を飛ばしました。
これは感動しましたね。
ファンの声を元に実行されたスカイマークさんのスピード感と、ファンを活かす方法に目が離せませんでした。

菊正宗酒造さんがイニエスタ選手をアンバサダーに迎えたことで、菊正宗のお酒を購入しましたし、ケンミン食品さんがユニフォームパンツスポンサーになってくれたことで焼きビーフン食べまくりますし、ファンは力になるなと本当に感じました。

ただ、これもすべての声を聞く必要は無く。活かすべきポイントがどこにあるかを見極めることがファンを獲得するチカラなのでしょうね。


失敗をおそれること無かれ

ヴィッセル神戸を応援するようになって、少しだけメンタルが強くなった気がします。
うまくいったと思ったらJ2降格、良い監督が来たと思ったら解任、高額な外国人が来ても活かせない・・・。選手時代から大好きだった吉田孝行前監督の苦悩を見ることになる・・・。

イニエスタ選手が加入した時は踊りましたが、イニエスタ選手がいるからといって勝てるチームになれないしアウェイチケットは取れないし、ひとつの希望の星が見えた後に奈落の底に突き落とされる経験を繰り返しているわけです。

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それでも懲りない三木谷会長を尊敬するばかりです。

エラーが起きたら次のトライをする。
少しずつそう思えるようになりました。そして、自分の仕事でも育児でも日々の生活でも、エラーが起きることが少しだけ怖くなくなりました。エラーが起きたら立て直せばよいのだと。

我が家はこどもたちがすっ転びまくりですが、転んだ時に見えた景色を忘れずに、また立ち上がればいいのだとヴィッセルから学んでいると思います。

笑い事じゃないですけど、笑っちゃいますよね。
転んでも、次はなんとかなるかな、と思えたのが天皇杯優勝のおかげなのかと思っています。

何はともあれ、ヴィッセル神戸天皇杯優勝おめでとう!

結局のところ何が言いたいかというと、ヴィッセル神戸、祝天皇杯優勝!!やったね!ということです(笑) やっと手が届いたACL出場権。ブログでも書いたのですが、これがゴールではなく、これがスタート。
ファンになったからこんな喜びも得られたのだと思います。

ファンをもっと集めたいなと思う人は、何かの熱狂的なファンになることオススメします。なにより仲間と喜びを共有することができますから。落ち込むことも増えますが、笑いや喜びが何倍も増えます。

ということで、よろしければ、渾身の天皇杯決勝レポートも読んでくださいね。国立競技場の場所別の感想も書きました。めっちゃ思いを込めました。


おまけ。ファンになったことがきっかけで、カンプノウでサッカーもできました(笑)


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