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あの日があったから、今も希望をもって応援ができる。

2020年、ヴィッセル神戸は初めてのアジア(ACL)にチャレンジする権利を得て、既に開催した2試合は勝利している。そして、初めてのゼロックススーパーカップでも勝利し、既に美味しいお酒(祝杯)を仲間と交わした。2020年は期待いっぱい、楽しいことがたくさんある1年のはずだった。

Jリーグ開幕初戦、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、私たちは歌(チャント)や肩組みをやめ、手拍子だけで応援した。引き分けで試合は終わり、その後Jリーグは開催延期が決まった。

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サッカーのある日常が失われた

期待いっぱいの今シーズンだったし、開催延期になってもイニエスタは神戸にいるし、サッカーの無い日常に慣れてきていることも少し辛い。選手がインスタライブをするのを見るのもいいけれど、やっぱり見たいのはライブ観戦。サッカーのある週末が、サッカーのある日常が、いかに幸せなことだったのかと感じるばかり。


それでもやはり、あの日のおかげで頑張れる

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2020年の元旦。いつかこの場に立ちたいと思っていた、天皇杯元日決勝の国立競技場ゴール裏にわたしたちはいた。

2020年の初日を、あの国立競技場で。優勝を経験し、仲間たちと喜び、泣いた。

その時に感動を詰め込んで書いたブログは、たくさんの人に読んでもらった。みんなで喜びを分かち合った。


応援してくれるスポーツ

本当は試合が見たいし、日常に戻ってほしい。でも、あの感動を元旦に経験したおかげで「次に試合が見られる日まで頑張ろう」って思えるのです。#応援したいスポーツ であるのと同時に、またあの日と同じ感動を共に分かち合おうというように、私たちを「応援してくれるスポーツ」でもあるのかもしれません。きっとサッカーを見る日常がなかったら、こんなに穏やかに過ごせていなかったかもしれません。

今は何より、次に仲間と共に笑顔で(時には悲しい、辛い日もある)試合が見られる日まで、健康で過ごしていること。穏やかに暮らしてその日を待つこと。

その日がくるまで。



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