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フィレンツェの街歩き

イタリアに入ってから、ミラノ二泊、ヴェネツィア一泊、早足のイタリア旅の折り返しです。

思いがけない事件が!!


ヴェネツィアサンタルチア駅から、フィレンツェに向かって出発します。
italoで、2時間55分で到着予定です。

わあ、今日はこの列車です
いちばん大変なのは、
この段を大きなトランクで
上がるところです。
チップを貯めておいて、
若い男の子を探して持ち上げてもらいます。
荷物をなんとか棚に置いて、
車内に入るとほっとします。
あ〜とても列車乗り継いでのひとり旅は
もう無理かなとこの時思います。
必ずつくのか、
お水またはエスプレッソとクッキー
街並みを見ながらのんびり。
その時、事件が‼︎
もうすぐフィレンツェです。

列車には、三人で乗ったのだけど、途中ある事情でこの列車最後に降りたのは二人⁉︎(笑)

この旅唯一のアクシデントも、また旅慣れてこその切り替えが早くて、こういう時の瞬時の判断はやっぱり人間力だと思いました。

おかみはボーっとしてただけですが、おかみを守るすけさんの頑張りも半端なく…

結果としては、三人それぞれひとりで自由時間も過ごしたのですが…

さて、二人は、心細いけど、定刻に、無事フィレンツェ、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に着きました。

フィレンツェ到着

ルネッサンスの発祥の地、フィレンツェ。花の都です。

フィレンツェの街並みは、
シックでおしゃれです。
石畳の道をガラガラトランク引っ張って
ソフィアローレンの店興味深く
すけさんはソフィアローレン知らない世代^ ^
ハードロックカフェのバーガーはMessi
ホテルはGUCCIの上
なので、ひとり街歩きでも、迷いません
コンパクトな部屋

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

とりあえずは、二人で、すっかり薬局でおなじみになっている教会へ。

1219年、ボローニャからフィレンツェへやってきたドメニコ会修道士が始めた教会。ペストの流行が過ぎ去り、フィレンツェに富と活気が戻り、イタリアルネサンスと呼ばれる文芸復興運動が開花して、その盛りを迎えた
1460年頃に、建築家レオン・バッティスタ・アルベルティファサード(正面部分)の建築が依頼されます。

アルベルティは、古いゴシックスタイルの後方部分を、中央バラ窓の左右に付けられた装飾によって、完全に隠してしまいます。こうして、新しいルネサンスという時代を象徴するのにふさわしい建築様式を実現したとあります。

縦横の比率が緻密に計算され、究極の美を追求したルネサンス建築の代表的な建造物の1つだそうです。


残りの二人はこれまでフィレンツェは、
短い滞在しかなく、
ほぼ観光してないので、最初は、
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会に。
教会内は
美しいステンドグラスに覆われていて
天井からはジョットの
「キリストの十字架像」が
下がっていました。
美しいステンドグラス
建築、絵画、装飾の総合芸術としてのフレスコ画を鑑賞出来ます。
キオストロ・ヴェルデ(緑の回廊)も素晴らしいです。

中央市場

ランチは、ツアコンがいないのですが、
昨夜からピザを食べたいと意見が一致し、
なので、ガイドブックに従って、中央市場に行きました。

旅先の市場見学が、実は好きなんです^ ^
お肉屋さん
魚屋さん
全部ポルチーニ
チーズもたくさん、買って帰りたいけど
色とりどりの野菜や果物
二階のイートインコーナー
目的の本場ピザをいただきました
中央市場の外観
EATALYのフィレンツェ店

ドゥオモ

後方にある巨大なドーム(クーポラ)が目印の大聖堂、建設は1296年にスタート。
1413年に聖堂部分を建設。巨大ドームは二重構造にする画期的な案で、ブルネレスキが1436年に完成。

ドゥオモ
ドゥオモのファザードは、1887年に
着工から約600年近くをかけて
完成している。
正面入り口の上に、画家パウロ・ウッチェロが設計した24時間時計がありました。
四隅に4人の預言者の顔が遠近法を駆使して描かれています。
クーポラの天井画。
1570年、ジョルジョ・ヴァザーリらによって描かれた「最後の審判」

天国と地獄の構成
聖堂内部
修復作業中
多色の大理石を使ったゴシック建築の傑作、1359年に完成したショットの鐘楼


サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局へ

天然のハーブを用い、自然治癒や予防医学という思想をもとにした、
フィレンツェで800年の歴史を誇る世界最古の薬局です。

石畳の街
こんな三輪車が安定するかも。
教会の背後にある
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局に


サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局
天然のハーブを用い、自然治癒や予防医学という思想をもとにした、
フィレンツェで800年の歴史を誇る世界最古の薬局です。
サンタマリアノヴェッラ薬局
今年のテーマは『アイリス』
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の歴史的展示物
おかみが、かくさんに、
はじめて選んでいただいた
『シッタデキョウト』
この香水により、
サンタマリアノヴェッラの存在を知りました


暑いのと歩き疲れたので、ジェラート
フィレンツェは、レモンが美味しいですね。

フィレンツェひとり歩き

歩きつかれて、すけさんと別れて
ホテルにひとりでいったん帰ったものの、

「ひとりでもフィレンツェは大丈夫、探せるから(笑)」と

かくさんからの遠隔操作で、ひとり街歩き始めました。

ひとりでアペロールに挑戦します
ピアノバーもあるカフェに
テラス席でアペロールを
1733年創業のカフェ・ジッリ
大好物のエクレアを
お菓子の包装が可愛い。

アペロールも飲んだので、ホテルに戻って、
うたた寝しているうちに気づかずに夜に
かくさんが、合流して、
フィレンツェ小走りの巻

無事三人合流して、
夕暮れのフィレンツェの街に
まだまだ明るいけど、もう8時ごろ。
アルノ川にかかる
ポンテ・ヴェッキオ
夜のピッティ宮殿

フィレンツェの街角
ヴェッキオ宮
明日はこの隣のウフィツィ美術館に
なんとも言えないフィレンツェの夜
ジェラートのヴェンキ
遅くまで列が続いていました

Tボーンステーキ

フィレンツェといえば、絶対にこれだそうです。
予約済みのお店です。

スタッフの動きがテキパキして素っ気ないくらいで、とってもいい感じなのに、やたらと女性ひとり客には親切で(笑)

あ〜楽しみ‼︎
とわくわくさせるリズム感のある、
とってもいいお店です。

今夜のお店はこちらです
ロバートデニーロも通うお店
会えないかなあ
メニュー
見なくても決まってます(笑)
もちろん赤ワインですねー!
前菜はやっぱりサラミ
もちろんボンゴレも大好物❣️
ドヤ顔のスタッフです。
わー❣️
来ました❣️
まだ取れるでしょ!!と終わりまで
楽しい夜は外でもわいわい続いています
アルノ川の上に月が
フィレンツェで見る月は最高です
夜景も美しい
橋の上ではアーティストが♫
もうイタリアはすっかり日常が戻っているようです

シニョーリア広場


やっぱり夜の帝王が参戦すると
フィレンツェの夜は、一気に盛り上がります
シニョリーア広場
シニョリーア広場は芸術品がいっぱい
『ネプチューンの噴水』
ヴェッキオ宮左手にある屋外美術ギャラリー
ロッジア・デッラ・シニョリーアには、
彫刻が並んでいます。
フィレンツェ共和国のシンボルは
ミケランジェロのダビデ像の
原寸大レプリカ
『サビニの女たちの略奪』
ジャンボローニャの代表作。
ひとつの大理石から三人の人物を彫り出している。
『ベルセウス』
ギリシャ神話に登場する怪物メデューサの頭を掲げる
ベルセウスの像。チェリーニ作

フィレンツェ街歩きは、1泊の短い滞在でしたが、暮らすように旅する、女性ひとり歩きにはぴったりの街ですね。コンパクトで歴史があり、いるだけで、わくわくしました。

明日はいよいよフィレンツェのクライマックス
ウフィツィ美術館へ。

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