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おかみ丼々和田 大人の修学旅行 『他郷阿部家』

「暮らす宿」他郷阿部家は、群言堂の本社がある、島根県大田市(おおだし)の人口400人ほどの大森町にあります。 1789年に建てられた地役人・阿部家の武家屋敷を、松場登美さんが10年以上の歳月をかけて暮らしながら繕い、蘇らせた宿です。 ここを紹介してくださったのは、敬愛するオーガニックコットンの母、渡邊智惠子さん。 おかみが、別府市鉄輪温泉に移住して、次の形を試行錯誤しているので、ここが「おかみの最高の見本」と予約して、6月末に一緒に行ってくれました。 大吉さんと登美さ

    • おかみ三銃士とコロナその1

      2019年12月に中国武漢で発生したCOVID-19は、世界中に蔓延しました。 日本は2020年3月下旬以降、感染者が急激に増加し、4月からは、店を閉めざるを得ない事態になってきていました。 愛の応援チケット 3月の最終営業日、お客様のゆみこさんが、すぐに「前売り応援チケット」を皆さんに呼びかけなさいと店にいいに来てくれました。 飲食店は、毎日お店を開けて、お客様が来てくだされば、回っていればなんとか食べていける自転車操業です。 それを閉めないとならないとなるとどう

      • おかみ丼々和田開店記念日

        おかみ丼々和田は、2012年9月27日に開店し、2022年3月末をもって築地での店舗は、閉店させていただきました。 9月27日の今日は10年目の開店記念日。 今は築地を離れて、別府の鉄輪温泉に移住して、ちょうど半年 次のステージを準備しています。 築地での店舗を通して、いただいた沢山のご縁への感謝を込めて、これまでの歩みを少しずつ、振り返ってまとめておきたいと考えました。 拙いnoteですが、もしよろしければお付き合いくださいませ。 起業のきっかけ 『おかみ丼々和

        • 永遠の都ローマ

          6月末から7月にかけての「おかみヨーロッパツアー」のnoteも 最終回です。 十分な予習もしないで、迷惑をかけないように、病気しないで、付いて行くだけで精一杯(笑)の旅、とりあえず、スタートしたのでしたが、 毎日が新鮮な感動で、ドーパミンが上がりっぱなし、目をぱちくりしながら、どんだけ刺激をいただき、楽しんだかしれません。 連れて行ってくださった、かくさんことKさんのプロデュース力・人間力が大きいのがいちばんの理由ですが、どの街も佇まいの美しさ、空や海の青さ、培われた伝統

        おかみ丼々和田 大人の修学旅行 『他郷阿部家』

          ローマの休日

          最終地・ローマに着きました ヨーロッパ8泊10日のインプットの旅も、パリから、ミラノ、ヴェネチア、フィレンツェと回って、たくさんの刺激をもらって、いよいよローマ、最終地ローマに着きました。 これまで重いトランクを列車や階段で、あげたり降ろしたりが大変で、 すけさん、かくさんには、とっても申し訳なく、 ローマは、サン・ピエトロ大聖堂の近くだから、遠いので、ここからタクシーに乗るとのこと、ほっとしてました。ところが、なんと!! タクシーがストなんですって、それも今日から二

          ローマの休日

          ウフィツィ美術館

          フィレンツェの最終日は、朝いちばんの『ウフィツィ美術館』を予約しておいてくださいました。この後、ローマに列車で移動して、午後には、PCR検査を受けるという、この日もタイトなスケジュールです。 『ウフィツィ美術館』は45年前に立ち寄ったものの、寄ったといえない、ほぼ記憶がありませんでした。名画ばかりですが、フィレンツェの歴史を先に復習しておいてこそ、もっと深く楽しめたかなと、なので歴史から簡単に自分のために整理しました。間違っていたら教えてくださいね。 フィレンツェ、メディ

          ウフィツィ美術館

          フィレンツェの街歩き

          イタリアに入ってから、ミラノ二泊、ヴェネツィア一泊、早足のイタリア旅の折り返しです。 思いがけない事件が!! ヴェネツィアサンタルチア駅から、フィレンツェに向かって出発します。 italoで、2時間55分で到着予定です。 列車には、三人で乗ったのだけど、途中ある事情でこの列車最後に降りたのは二人⁉︎(笑) この旅唯一のアクシデントも、また旅慣れてこその切り替えが早くて、こういう時の瞬時の判断はやっぱり人間力だと思いました。 おかみはボーっとしてただけですが、おかみを

          フィレンツェの街歩き

          ヴェネツィア

          ミラノから列車で、2時間45分の旅 列車が、最後のリベルタ橋を渡りだし、サンタルチア駅が近づくと車内では、歓声が上がります。アドリア海の真珠、ヴェネチアが見えて来ました。 ヴェネチアの地形と歴史 約120以上もの島で成り立っていると言われているヴェネチア 5世紀のゲルマン人侵略により、ヴェネチア周辺の人々は、海に住むことを始め、満潮時には海に沈み、干潮時には陸地になる干潟(ラグーン)へ人々は移り住み、町を作っていきました。 7世紀にはヴェネチア共和国が成立、当時の中

          ヴェネツィア

          ミラノ

          ミラノ中央駅の朝の風景です。ミラノは 45年前にヨーロッパツアーで通り過ぎただけなので、どきどきでした。 歴史的には、古くはローマ帝国の西の正帝の都だった街ですね、 今回は、特別にコモ湖へのツアーを組み込んでくださったので、二泊だけど、 一日目はパリから8時間の列車の旅、 夜遅く着いて、観光としては、半日だけです。 しかも全員大切なのはご飯(笑) ここに時間をたっぷり。旅をご一緒するには、 何に価値を置くかがとても大切ですね。 このツアーは、厳選たる時間の使い方になって

          コモ湖

          「イタリアに行くなら、絶対にコモ湖に行ってきなさい」と背中を押してくれたCさん。 行ったことあるのかと思ったら、そうではなく 「観光に関わるなら、絶対に世界の最高の観光地を学んでくるべきだ」との勘で、勧めてくれたのです^ - ^ おかげで、イタリアの旅は、めちゃくちゃ盛りだくさんになっています。 最高の避暑地、観光地、ここに集まる方達にも、鉄輪温泉にも来ていただくには、本場、本物を見なくてはというのがCさんの考え方です。 コモ湖には、いくつか行く方法がありますが、

          さあ、イタリアに

          ヨーロッパ三日目 パリのリヨン駅から、フレッチャロッソで、ミラノまで8時間の旅です。 この8時間の旅は、次の『おかみ株式会社(仮称)』??の開設について語り合う時間としてくださいました。 45年前にはじめてイタリア回ったツアー旅行では、たしか、窓にサンドイッチとか売りに来て買えた記憶があります。 皆さんに笑われました。 コロナだからというのでなく、 今ではもうないのですね。 8時間で、ほぼ「おかみ株式会社(仮称)」の方向性は決まりました。 実はイタリアは、前にも書き

          さあ、イタリアに

          パリに

          二泊三日の短い滞在でしたが6月末に パリに行きました。 パリは街に降り立つだけで、わくわく、うきうきする街ですね。 初日は空港からサンジェルマンのHotelに午後3時に到着後、 先発でパリに来ていたMちゃんと、ピエールエルメで、ジェラート食べて 大好きな近くの『ロダン美術館』に。 ロダン美術館 はじめて行ったあと、2015年に改装されていたので、とても美しくなっていたので、印象が違いました。 ロダンが晩年を過ごした、『ビロン邸』。 カミーユクローデルの作品も展示され

          ヨーロッパの旅

          おかみ丼々和田のお客様が、6月末から8泊10日でヨーロッパ出張に連れて行ってくださいました。 いつもは年に何回かのご出張、コロナ禍で動きが取れなくてもう我慢の限界。おかみもコロナ禍で頑張ったから…と そんないろんなこともあったからかもしれませんが、いつもご一緒に旅する愛妻のJさんが「今回は、おかみをちゃんと連れて行ってあげなさい」と言ってくださったことがいちばん!! こんな機会を逃したら、一生行くことないかもしれない。ないだろう。 6月の末は、まだまだ日本への入国も7

          ヨーロッパの旅

          鉄輪温泉との出会い

          三月半ばに、別府市鉄輪温泉に引っ越しました。 鉄輪温泉に何故住むことになったか、 いつも皆さんが聞いてくださる質問です。 「温泉が♨️好きなこと」 特にすじ湯、蒸し湯など鉄輪温泉七湯 「路上に湯けむり吹き出す温かい街」 湯けむりが道からも上がって、その風景にそれだけで癒されること。 『柳屋』さんや『冨士屋』さんを始めとする昔からの建物をうまくリニューアルしているセンスの良さ 「食材の豊富さと、地獄蒸し」などなどが最初に来た鉄輪温泉の魅力でした。 初めて鉄輪温泉にき

          鉄輪温泉との出会い

          3.11

          2011年3月11日は、 おかみ丼々和田の ある意味、始まりの日2011年3月11日午後2時46分は、 東京丸の内のビルにいました。 定年のない仕事をと、60歳を前に選んだベンチャー企業が、この時を境に、、、半年後に倒産失業保険をもらいながら、丸の内の商工会議所に通い(写真は綺麗になって建て替わった東京商工会議所) 「起業セミナー」に通ったり、創業計画書を何度も書き直したり、試行錯誤した思い出の街 今日は最後にゆっくり歩いてきましたあれから11年今日は2022年3月11