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八代亜紀さんのお歌が心に染みるようになりました

八代亜紀さんが亡くなられましたね。お悔やみ申し上げます。

亜紀さんのお歌は何曲もリアルタイムで知っていますが、若い頃はその良さがよくわかりませんでした。

60歳になってようやくわかるようになりました。年齢の影響も当然あるでしょうが、それよりも女性化によるところが大きいかと思います。さきほど「雨の慕情」を歌っておりまして、そう感じました。

作詞は阿久悠さんですから、男性による女心の解釈と言えばその通りではありますし、亜紀さんのファンの男性も理想の女心として聴いておられるのだと思います。

ただ歌い込むとまた違う感傷も湧いてくるものでして、亜紀さんは女性として共感しながらこの歌を歌っておられたのでしょうし、わたしも女性として憎くて恋しい男性を思い描きながら歌っておりました。そして涙ぐんでしまったのです。

女性ホルモンを服用するようになって4カ月。以前より涙もろくなりました。人には言いませんが、自分より強い人に支えてほしい気持ちも強くなりました。

女心を歌う歌に共感する気持ちが日に日に強くなっています。それが男性の作った歌であろうとも。

※カバー画像はけんちろさんのお写真を使わせていただきました。ステキなお写真をありがとうございます。


自分のしたいことと向き合うことで、わたしはしあわせになれたと思っています。わたしの生き方を知って、ちょっとでも癒やされる人がいればいいなあという気持ちで書いています。スキやフォローは本当に励みになりますので、よろしくお願いいたします。