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玉置浩二35theコンサートへ

初めて聴いた玉置浩二さんの生歌


今年1月藤井風さんに始まり
3月末にミーシャさん
そして玉置浩二さんである。


奇跡的な感動の嵐


会場は有明の東京ガーデンシアター
(2020年に完成した施設)
近くに劇団四季や
ホテルや温泉・スパや
イオンがある。


今どきの
おしゃれタウンである。

オーケストラ演奏との競演


元来、オーケストラは大好き。

クラシックは何度か聴きにいく。


今回の指揮者は大友直人氏。
東京フィルハーモニー交響楽団。

最初はオーケストラの演奏が
始まってから
玉置浩二氏の登場。


ゆっくり、会場を見渡しながら
マイクを両手で取る。


最初の歌い出しから
息をのむ…満杯の会場(8000名)は
静まり返っている。


アジア1上手いボーカリスト!


安全地帯時代の歌を
オーケストラ用のアレンジに変えて
歌っているそうだ。


「行かないで」「サーチライト」
「Sacred Love」…


MCなしで一曲一曲を
一言一言、大切に丁寧に歌う。


前の席に座っている女性は
冒頭から涙、涙。

私はもう口あんぐり。
放心状態である(笑)


オーケストラに
合わせているようでもあり
リードしている様でもあり


歌唱力の高さは
やはりリアルで感じるもの。


鳥肌が立つというレベルを
遥かに超えている。


昔懐かしナンバーもかっこよく!


「ワインレッドの恋」
からのメドレーは
かっこよく今風にアレンジされ
舞台照明もワイン色であった。

オーケストラとの競演は小さいころからの夢


玉置さんは以前から
オーケストラで歌うことが
夢だったそうだ。

そもそもオーケストラと
一緒にやるって
大変なことである。


歌唱に
自信のない人では無理だし
オケに負けちゃう。


楽器の音を聴きながらという
聴力も必要そうだ。


終盤で歌ったJUNK LAND


この歌にはどキモを
ぬかされた。
16ビートで刻まれる
歌を(まるでラップのような感じで)
パワフルに歌いきった。

※オーケストラでは楽器が
沢山あるので時間差が出来る。
この16ビートは楽器を頼らず
玉置さんのボーカル
だけで刻んでいる。

玉置さんはどんな歌も
優しく、柔らかく、時にハードに
歌いこなせる唯一無二の歌手なんだと
実感する。

「かっこよすぎる!!」

彼自身が
曲作りが出来ると言うのも
すごいのに(こちらも天才レベル)

あのボーカル力!!
ありえん。歌手になるために
音楽を生み出すために産まれて
きた人なのだろう。


玉置さん。
どちらかというと
スキャンダルなイメージが
数年にわたりあった。


病気をされていたことも
今更ながら知る。

ある意味、正直すぎて繊細過ぎて
天才の生き方をされているのだ。


コンサートに集中する!


「コンサート前には人に会わない。
終わった後は会場の拍手の余韻を
持ったまま直ぐに帰宅する」


最大の集中力で歌っています。

これが一流と言われる人の
取り組み方なのだ。
歌い終わった後、頷く姿が
とても優しく印象的だった。

MCなんかいらない。

最後のメロディではマイクを
置いて歌われた。

ありえない!「ブラボー」「たまき」
会場中は歓声とコールで湧いた。

生歌に限る!!

もし私がコンサートへ
いかなかったら
玉置浩二さんの本物を
知らないままだった。

現在64歳。
昔の玉置さんよりも
遥かに上手くなって
成熟された歌声になっている。


YouTubeでもいくらでも
映像や歌はいくらでも
みれるけれど


会場で本物を聴くことの
右に出るものはないと確信した。


今まで流して聞いていた
玉置浩二さんの楽曲を
これから
ゆっくり聞いていくつもりだ。

藤井風・ミーシャ・玉置浩二
この後に続く生歌は
誰になるだろう?


改めて音楽は私の心を
響かせ歓喜させてくれる存在
だと思っている。