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時代とドラマ

最近90年代のドラマを見てる。
スウィート・ホームとかショムニとか。

ドラマには時代が色濃く反映される。
その時世間で流行っていることや考え方、幸福感は特に反映されている。
その時代を知りたいのであればドラマを見たらいい、と言っても過言ではないくらい。

スウィート・ホームは子どものお受験戦争の話。
お受験、という言葉がまだ一般的ではなかった時代にお受験を広めお受験の現実を見せたドラマ。
その後子どもに見せたくないアニメランキング1位を18年連続とったクレヨンしんちゃんの主人公しんちゃんのマネをする子やファミコンのカセットをプレゼントにねだる子が出てきて、家庭ではホーローの鍋でお味噌汁を作る。

母親はもっと家庭を顧みて子どもの受験に協力してくれと話し、父親は外で働いているんだから、と対抗する。
メシ、フロ、ネル、ばかりの夫に怒ったり、パートに出るなんて恥ずかしいと妻に怒ったり。
まだ共働きが当たり前じゃなくて、女が家のことをして男が外で働くことが普通で当たり前の時代。

ショムニは「女の価値は男の数」と言い切るOLをリーダーに会社の厄介者が集まる庶務二課。
彼女たちが自分の欲望に忠実に生きて騒動を巻き起こしハッピーエンドで終わる単話形式のドラマ。

ここでびっくりなのが、時代の最先端を走ってる女性像のはずが、女の価値は男の数で決まると言ってること。
男女逆でもそうだけど違和感しかない。
そして女子社員のほとんどが制服姿、お茶汲みも女性の仕事。

ある女子社員の父親は早くお見合いで結婚させることが娘の幸せだと思ってるし、女子社員たちも仕事を辞めたら田舎でテキトーに見合い結婚しかないという。
そんな時代。

今のドラマでそんなこと言ったら批判殺到だよー!ということも平気で言う。
良い悪いじゃなく、時代なんだなと。

たった30年でこんなに時代が変わるんだ。
しかも10年単位でもびっくりする変化が起きている。
時代についていくのはなかなか大変だけど、置いていかれるとこんなにびっくり価値観になってしまうんだと思った。


今日の見出し画像はia19200102さんの画像をみんなのフォトギャラリーよりお借りしました。
ちょっとレトロな感じがかわいい。

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