わたしは仕事でサッカーの試合写真を撮ることがよくある。
サッカーのクラブチームで広報として務めていて、記録用・発信用・媒体用さまざまな目的で撮影をする。

初めて撮ったのは昨年3月。
一眼レフを借りて撮影した。
もともとスマホで写真を撮る方でもなく、友だちに勧められて買ったミラーレス一眼もうっすら埃をかぶっている。

撮影ができるからやったわけじゃない、広報だし他に撮影できる手が空いてる人がいないからわたしが撮っているんだと思う。

初めて撮った写真は、想像通り最悪で、ピントの合わせ方も明るさも切り取るシーンも下手くそだった。
サッカーの常識もわからないわたしには、とても難しかった。

ボールに合わせて客席を行ったり来たり。
無観客試合だったからできたものの、有観客だったらどうするつもりだったのか。
そして見れる写真はほとんどスローイン。
スローインなら止まってくれるから。

今なら場所も一定の場所から動かないし、スローインの写真はほとんど撮らない。

終わって自分の撮影した写真を見て愕然とした。
こんなに下手くそだったのかと。
でも、こんな素人がいくらいいカメラを手にしたってこうなるよな、仕方ない、と思った。

正直無理だなと思いつつ、それでも仕事で任されてるからどうにか形にしなければと思い、写真を撮っている友だちに相談した。
すると、「シャッタースピード」というヒントをもらった。

シャッタースピードを上げたほうがいいよ

シャッタースピード？なんだそれ？と思い、Google先生で調べて実践。
少しだけましになった。

その後も調べて実践して、調べて実践して、相談して、を繰り返して今に至る。

最初よりはマシになったかな？と思うし、いろんな人から写真よくなったね、いい写真をありがとう、と声をかけてもらうようになった。
とても嬉しいし、励みになる。

今日は七五三の写真を撮影する。
こうやって仕事の幅が広がっていったら嬉しい。

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