先日あった少し嬉しかった話をひとつ。
嬉しかったと言うけど、正直わたしは何もしてないので、喜ばしい話をお裾分けしてもらった感じ。

この間仕事で高千穂町にある小学校での職業講話へカメラマンとして同行した。
この小学校に隣接する幼稚園は、昨年巡回サッカー教室で訪れた園。
もちろん、中にはこの小学校へ進学している子もいるわけで。
たまたまわたしもこの巡回にカメラマンとして同行していたので、記憶に残ってた。

さて、わたしが写真や動画を撮りながら話を聞いていると、ひとりの先生に声をかけられまして。

昨年、娘が隣の幼稚園に通っていて、サッカー教室に参加した。
その時とても楽しかったようで、帰ってくるなり「サッカーやりたい！将来サッカー選手になりたい！」と言ってきた。

と。

わたしはサッカーを教えたわけでも、子どもたちと触れ合ったわけでもなく、むしろほとんど話していない、側で写真を撮ってただけ。
それでも、嬉しかった。
嬉しくて、昨年サッカー教室を行ったスタッフにすぐ伝えたくらい。

働いているなかで、結果が分かりづらいことも多々ある。
仕事はたくさんの種をまいてそれがしっかり育つように水をやって肥料をやっての連続で、花を咲かせるためにがんばることだと思う。
それでも、芽が出た時やつぼみが出た時の喜びやどんどん茎が伸びて葉っぱが茂ってく様子を見れた時にも喜びがあるように。

最近芽が出たかな？と感じることもあるし、花も見たこともある。
花が咲いたらもっときれいな花を咲かせるために考えて。
だからなんだかんだといいつつ続けてけるんだな。

まだ芽が出た段階だろうし、この先どんな成長をするかはわたしにはわからないし、知ることができないかもしれない。
それでも、今回のことは一緒に走ってる人たちがまいた種から芽が出た瞬間に立ち会えて嬉しかった。

悩むことも多いし、どこでどんな種をこれからまいていくかもわからないけど、一緒に花の成長を喜べる人や育ててくれる人にはたくさん出会えた。
それだけでまた明日もがんばらなきゃって思える。

見出し画像はみんなのフォトギャラリーから大須絵里子さんのイラストをお借りしました。
ふんわりタッチが魅力的。

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