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趣味は本屋巡り

書店巡りをすることが好き。
暇さえあれば本屋を覗き、本の表紙を眺めながら、ゆっくり時間を過ごす。

平積みに置かれている本から、今流行っているものも、その本屋の書店員の趣味もわかる気がする。
他の本屋にはない平積みの本を見つけると、嬉しくなる。

初めて通った本屋を今でも覚えている。
近所の商店街にある小さな書店。
そこで毎月500円のお小遣いから本を1冊買う。
毎月通っていると、お店のおばちゃんがオマケをつけてくれる。
それが嬉しくて毎月毎月その本屋で本を買っていた。

高校時代、行動範囲が広がって都会の大きな書店に通うようになった。
地下1階から5階までみっちり本屋で、今まで知らなかったジャンルの本がたくさん並んでいた。
わたしにとってこの本屋はテーマパークみたいなところで、小説、歴史書、実用書、自己啓発本、大型本から洋書までさまざまな本が並んでいた。

17歳の誕生日、どうしても欲しい本があった。
父から誕生日なにがほしい?と聞かれてこの本が欲しい、と伝えるとお金を渡してくれて、車から飛び出して買いに行った。
この本は今でも持ってる。
表紙もボロボロになった本だけど、大事な本。

大学進学で東京に出てからは、本屋の数にびっくりした。
同じ駅でも各出口にいろんな本屋があった。
休みの日には大きな本屋をはしごして、その空気を満喫した。

社会人になってからもそれは変わらず、休みの日はもちろん、仕事帰りも人と待ち合わせする時も少しでも時間を探して通った。

宮崎に来てからは、住んでいる町に本屋がないことが衝撃だった。
こんなに広い町に本屋がないなんて。
自然と本屋へ通う頻度も減った。
あまり意識せずに通っていた本屋巡り。

最近なんだか毎日物足りない気がして、何が足りないのか考えてた。
本屋に行ってない。
それがわたしに足りないことだった。

だから、意識して本屋へ行くようになった。
いろんな本屋に行きたいけど、家から通える範囲は限られてる。
市内まではそうそう行けないから、隣の町や市へ行って本屋欲を満たす。

本を買うだけならAmazonでいい。
でも、本屋にはAmazonでは得られない時間がある。


今日の見出し画像は昨日に引き続き、ia19200102さんの画像をみんなのフォトギャラリーからお借りしました。

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