Amazonで販売されていた玩具のリボルバー銃 実銃に当たるとして警察が回収する騒ぎへ

Amazonで販売されていた玩具のリボルバーの拳銃が銃刀法違反に当たるとして警察が回収しているとして話題になっている。

Amazonで販売されていた玩具の拳銃と同タイプの銃

発端は漫画家の奥 浩哉さんのツイート。

また、奥氏以外にも複数の人間が「家に警察が来た」「家宅捜索を受けた」等の報告をしており(当該ツイートは削除済み)当該の拳銃を警察が回収しているのは確実と思われます。

家宅捜索を受けた人も(ツイートは削除済み)


MiyuuCHは警視庁の薬物銃器対策課に電話で確認しましたが次のような回答を得ました。

Miyuu「Amazonで販売されていたKorth製Sky marshalという名称の玩具について警視庁で回収の方をされているというのは事実ですか?」
薬物銃器対策課「はい、科捜研等で色々な確認を致しましたところですね、えーまぁ拳銃という事になりましたので…回収を行っています」

Miyuu「ネット上で警察から家宅捜索を受けた等の書き込みが見られるがAmazonから顧客リストを押収して回収を行っているのか? 未だ警視庁等から広報等はないとは思うが中国から個人輸入等で購入した人はどうなるのか?」
薬物銃器対策課「それについてはお答えを差し控える 該当の玩具は拳銃となる お持ちの方は最寄りの警察署等に届け出て欲しい」

との回答だった。

MiyuuはAmazonにも問い合わせを行ったところ次のような回答を得ました。

Miyuu「Amazonで購入した玩具が拳銃に該当するとして警察が家宅捜索を行い回収しているとネット上での書き込みがありますが事実でしょうか? またAmazonは顧客情報を警察に提供しているのですか?」
Amazon「そのような事は聞いたことがありません、本当にAmazonでの注文ですか? 注文番号は分かりますか?」

Miyuu「Amazonで注文したと複数の人がTwitterで報告しています 注文番号は不明ですがAmazonでは拳銃を現在警察が回収している等の情報は共有していないのですか?」
Amazon「Amazonには複数の部署がありますが当部署にはそのような連絡は来ておりません」

との回答でそもそも問題自体を把握していないとの事だった。

9月6日時点でAmazonの商品ページは削除されている模様だが、比較的個人でも輸入しやすい中国の通販サイトでは未だに普通に売られていた。

しかも価格は5000円程度と比較的廉価だ。


未だに海外サイトで購入できるのは規制すべきだと思うが…

ただサイトで購入は出来ても、日本の税関検査で拳銃と判断され、受け取ったところで家に警察の捜査員が捜索差押許可状を持って家宅捜索に来るかもしれない、絶対に買ってはいけない。

玩具の拳銃と侮ると銃砲刀剣類所持等取締法違反というかなり重い部類の罪が適用され、最悪の場合【拳銃等の所持】1年以上10年以下の懲役の可能性という人生を変える罰則が待っている。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?