こんにちは！瑞野晶(みずのあきら)です✨

皆さんは……

……

……わざわざ記事に書けるようなネタがないって、思ったことありませんか？

なんか、楽しい話題がいいよね……楽しい話題……令和最新版のホットなニュースを……いやでも、私が語れるのは過去の記憶くらいしか……

そうだ、過去を語ろう。

そう。例えば。

3DS版うごくメモ帳の

オンラインサービス「ワールドうごメモギャラリー」とか！？

というわけで今回は、かつて存在した3DS版うごくメモ帳のオンラインサービス「ワールドうごメモギャラリー(WUG)」について思い出を話していこうと思います。

うごくメモ帳はもともとDSiにあったパラパラ漫画が誰でも作れるアニメーションソフトでしたが、それをオンライン上で公開できるサービスがありました。DS版と3DS版では運営が違ったり、使える機能が違っていたりと色々あったのですがここでは3DS版に絞って話をしていこうかと思います。

ちなみにこの記事で出てくる「メモ」の画像は全て私が描いたものなのでよろしくお願いします。

あとパラパラ漫画なのに「絵」って何？と思うかもしれませんが、実はこのうごメモってアニメーションを描くだけじゃなくてアニメーションの再生速度をゼロに設定することで、自分でペラペラめくっていく漫画のようにすることもできたんですね。あとはググれ。

色んなメモがあった

ワールド、と付いていますが世界中の人々と交流できる機能はとうとうサービス終了まで発表されませんでしたが、それでもここからインターネットの様々な文化に触れるきっかけになった子供たちは多いのではないでしょうか。

たとえば当時流行っていたテレビ番組「逃走中」の基本ルールや設定を使ったオリジナルアニメーションが流行ったり。私の通っていた小学校ではそれまで「鬼ごっこ」と呼ばれていた遊びが「逃走中」という名前に変化していましたね。

インターネットからやってきた文化も小学生たちに持ち込まれたりしました。サザンクロス、ドナルド、ムスカ大佐、ウェルダースオリジナルのCM、東方アレンジなどなど。その頃のニコニコではそろそろ枯れかけていたキャラクターや世界が、うごメモではぜんぜん現役だったりしましたね。

インターネット上に投稿されている中で良いと思ったメモにはマリオの「コイン」と「スターコイン」をつけることができる機能があり、

こういうサムネをタッチすると……

こんな感じで強請られました。そしてまんまと引っかかった人々によって人気ランキングが上に上がり続けるので、大抵人気順を見ていくと必ずと言っていいほどこういうメモを発見します。あとちょっと際どいエッチな絵が投稿されると大体人気になるけどコメント欄が荒れる。

他の人のメモを本体に保存して加筆して投稿ということも可能だったので「リレー」というものもありました。私はよくその「リレー」を見ていましたね。

お題に沿った一枚絵を描いて投稿、というものもあれば交換ノートのようにキャラクターをその場で描いていって漫画のように話を繋げていくものもありました。私はその他の人が描くリレー漫画を(勝手に)読むのが好きだったんですね。

自分でもそういうメモを描きたい、友達が欲しいと思う反面、自分では3DSの小さい画面でうまく絵を描けない。そして投稿する勇気もない。そうしていくうちに、2018年4月2日にサービスを終了するお知らせが発表。それに合わせてTwitterやミナコイチャットに移動していく難民があちこちで発生。バトル漫画風リレー界隈も、ある程度同じようなメンバーが回していくことが増えていきました。そしてその身内ネタを見るたびに輪の中に混ざれなくて傷つくワタシ。空から下の世界を見続けた結果、空に浮かぶことはできても下の世界に混ざることはできなかった巫条霧絵(空の境界)もこんな気持ちだったんでしょうか。

狭い界隈だったが故に、あんまり話しすぎると特定されて晒されそうなのが嫌なのでこの辺にしておきます。

さようなら。