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日記 やや改善

なんか、暖かい。なんというかもう春だ。暦の上を音速で通り過ぎてる。早いって。

胃薬、痛み止め、整腸剤などを処方されたおかげで具合がやや良い。胃痛で食欲がマイナスに陥っていたのを、ゼロに引き戻された感じ。おいしくもまずくもない食事を無理矢理口に詰め込む。そしてFGOでイベントクエストを周回する。

今のFGOはバレンタインのイベントをやっているので、その間はずっとチョコの絵やそれにまつわる文章をずっと見つめることになる。ふと思い立ち、コンビニでチョコを買ってきてその日のうちに一気食いしてみた。なんか大人の特権って感じで楽しかった。買ったのはメルティーキッスと明治のミルクチョコレート。メルティーキッスは冬限定の柔らかいチョコだ。子供の頃はこれが好きで、一年中食べたいと思っていた。しかし、今の私は逆にミルクチョコレートのシンプルな固さと甘みを気に入ったらしい。おかげでメルティーキッスはまだ余っている。

タイッツーというSNSを生み出したhokuさんが、同じように生み出したサービス「シンプルブログ」を使っている。今のところはオリキャラの設定資料や一次創作のざっくりとした解説だけを詰め込んだ倉庫でしかないが、SNSのように他者からの反応の数やメッセージが見えないので、なんとなく気に入っている。自分が生み出した情報だけをコレクションしてる本棚って感じ。

私は一冊の本や一枚の絵ももちろん好きだけど、それをかき集めて並べるのが好きなのかもしれない。収集癖、ファイリング癖というやつか。個人ブログって、SNSで他人の幸せそうな呟きを見て自分自身の惨めさに憎しみの炎を燃やすより、ずっとマシな気がしてきたぜ。

ぬいぐるみ、ドール、古本。よく考えると、どれも自分にとって価値あるもの、自分の好きなものを購入して並べる趣味だ。自分が描いた紙の絵を時系列順に並べて、ファイルにしまうのも好きだし。過去の自分が残したSNSでの発言を見るのも好き。自分が積み上げてきた過去の記録を規則性のあるものに並べて、たまに見返してうっとりする。私の趣味は、そういう根源的な欲望が生み出しているのかもしれない。掃除は苦手だけど片付けが好き、という性格もその辺から生まれてるのかも。

また画集を買った。今度は奈須きのこさんが書いた「空の境界」という小説の画集だ。限定生産版というのもあったらしいが、わざわざオークションサイトやフリマアプリの海に潜るような余裕はないので大人しく廉価版を買う。届くのが楽しみだ。

ここ最近は、ひどく脳が疲れているために文字を追う気力があんまりない。故に、小説はあまり手を取る気になれないのだが、needy girl overdoseでお馴染みにゃるらさんの小説「蜘蛛」はぜひとも紙媒体で手に入れたいと思った。表紙のデザインが美しいからだ。超てんちゃんという一つの偶像を人の形にせず、ありのままの美しさだけを抽出して絵画にしたような。そんな美しさ。無事入手したので、そのうちじわじわ読みます。

それはそれとして、店の入り口にある新書売り場にビラを配る人がいた。本を見たいのに棚に近づけなくてスゲー邪魔だった。

それでも「蜘蛛」の装丁は美しい。ひたすらに、美しい。ソフトカバーのくせにやたら高級じゃねーかちくしょう、と思ったものの、この紙質や色味のこだわりようを見るとその金額に納得するしかない。舐めてました、すみません。靴を舐めます。

今回はここまでにしようかな。また縁があったら話を聞いておくれよ。

さようなら。

気に入ったら、投げ銭してもらえるとうれしいです。