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ドキドキしている新入社員のあなたへ①

春の訪れを感じる今日この頃「自分もいよいよ社会人かあ……」としみじみしている新社会人のみなさん、こんばんは。

きっとやる気に満ち溢れ燃えている人もいれば、社会人になるのが本当は嫌で仕方ない人だっているでしょう。私はそんな皆さんを迎える側の教育部の人間です。今年も数百人の新入社員を迎える予定です。

心の準備バッチリ!という人はそのままで問題と思いますが、不安に思っている人誰かひとりにでも届けばいいと思い、私が思うキラリと光る新入社員のマインドをお伝えします。大きく3つ挙げたいのだけど長くなってしまうので、今日は1つだけ書きます。

1. どこに行くかではなく、そこで何をするかが大事
2. 社会人や企業に正解はない
3. 相手の目線や心境をイメージしよう

1. どこに行くかではなく、そこで何をするかが大事 

「全然希望してない部署に配属された」「就活自体納得したものができなかった」など、なかなか自分の理想通りにいかないですよね。
もしくは「同期は一流企業に行ってすごいなあ」とか他の人と比べて落ち込むこともあるかもしれません。
中には「こだわりは全くなく、何となくで就活した」という人もいるかもしれませんが。

私は就職当時、周りが大手IT・コンサル業界に続々と入社する中自分が「小売業界」であることに少しだけ引け目を感じていました。理由は「小売業界はアルバイトでも簡単に携われる業界」だからです。そんな時、ゼミ教授に言われハッとした言葉があります。

「所属する場所に価値があるのではなく、あなたがそこで何をするかが大事なんだよ」

この言葉の意味は社会人になってから改めて痛感しています。仕事が優秀かどうかとか、そういうことではなくて「素直さや向上心を持って一生懸命頑張っているか」です。多くの部下を持つ上司たちも「素直な子は伸びるよね」とよく言ってます。特に新入社員は様々教わる身ですから、まずは教わり上手を目指すといいと思います。具体的に最初からできる行動としては「目を見て挨拶をする」とか「話を聞くときは相槌を打ちメモをとる」とかの基本姿勢。そんなことかと思うかもしれませんが、正直これがきちんと出来ている新入社員というだけで我々は一目置きます。「この子は教えがいがあるからこれも伝授してあげよう」とか、そういった気持ちも生まれてくるものです。

ただしこれは媚びを売れということではありません。見られている時だけ取り繕えば、騙せる相手もいるかもしれないけど、本質を見抜く人は必ずいます。私が新入社員の上司に話を伺うと、驚くくらい一人一人の長所短所を正確に把握しています。とにかく今いる場所で一生懸命自分に出来ることをやる。根性論に聞こえるかもしれないけど、あなたのその誠実な姿を見てくれている人が絶対にいるということです。

そうして毎日積み重ねた姿勢や信頼が、やがて自分の希望するキャリアを勝ち取ったり、もしくは全く想像していなかった新しい道が拓けたりするカギになると思います。成果も大事ですが、そういったところも大きく関係しているというのが、私自身の経験と新入社員を見てきた実感です。

ちなみに今では、私は小売業界で教育に携わっていることを誇りに思っています。小売業は開かれた業界だからこそ魅力的で面白いし、こうやって経験をもとにnoteで発信することだって出来ますしね。

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本日は以上です!
読んでくれてありがとうございました。
明日は続き「2. 社会人や企業に正解はない」を投稿します。
今日も一日おつかれさまでした。

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